2011年05月10日

マエバリは日米殺人放射線同盟からアソコを守れるか

超党派議連「現行憲法の欠陥明らかに」 震災関連の非常事態条項の規定なし 


 超党派の国会議員でつくる「新憲法制定議員同盟」(会長・中曽根康弘元首相)は28日、東京・永田町の憲政記念館で「新しい憲法を制定する推進大会」を開いた。民主党の鳩山由紀夫前首相ら与野党の国会議員や経済団体の代表ら約1200人が出席し、東日本大震災への対応に際し、「(非常事態条項がないなど)現行憲法の欠陥が明らかになった」とする大会決議を採択した。

 決議では、現行憲法の不備を早急に正すとともに、国家的災害からの復興に向け「新しい憲法の理念に基づいて、新しい国づくりが進められる必要がある」として、衆参両院の憲法審査会で憲法改正議論を早急に開始することを求めた。

 中曽根氏は、来年がサンフランシスコ講和条約発効60周年となることを挙げ、「主権回復から60年たち世界も日本も変わったのに、変わっていないのは憲法だけだ。国民の責任ではなく政治の責任だ」と憲法改正の必要性を訴えた。

 鳩山氏は、憲法審査会が始動していない状況について「わが党の考え方が(まとまらず)さまざまあるためだ。政治の不作為、怠慢によるものだ」と民主党の責任を認めた上で「この状況を早く解決したい」と述べた。自民党の大島理森副総裁は「来年は節目の年なので、全力を挙げて憲法改正に取り組む」と決意を語った。

 大会には、国民新党の亀井静香代表、たちあがれ日本の平沼赳夫代表のほか、公明党とみんなの党からも代表者が出席した。

2011年4月28日 産經新聞


震災に便乗した解雇や内定取り消し、値上げや詐欺が横行しているやに耳に致しますが、日本では国家の根幹をなす憲法も便乗です。

「非常事態条項」というのは、政府がテキトーに「非常事態」だと言い出すことによって憲法の一部を停止する仕組みで、この場合特別法が発動することになりますが、立憲主義の本旨から言って政府というものがこれを乱用することは明らかです。

「非常事態宣言」には様々な口実が使われますが、戦争や内乱や政権交代、災害なんかの他にも疫病でも構いません。口蹄疫でも何とかなるかも知れませんが、Oー111でも良いのです。疫病の被害の実際の規模は国民には分かりません。何万人死んだ、とか報道されればそれを信じるしかないわけです。

したがって「非常事態」が平時に常態化している国も珍しくないようで、日本もそういう「フツーの国」になりたい、という気持ちは解らないわけではありません。しかし今回特に「欠陥が明らかになった」のは、地震のためではありません。

てゆーか地震のせいなのですが、原発震災に関する情報のコントロールが全く上手くいっていないことへのいら立ちがこの「欠陥」を気づかせたんでしょう。おそらく、「非常事態宣言」に伴ってインターネットを遮断することによって海外からの情報の流入や科学的に正確度の高い「流言」が広がることが防止出来たはずなのです。民主党でも自民党でも国民新党でもたちあがれ日本でもかまいませんが日本の権力者は国民の間に原子力発電への疑念が広がることを「憲法の欠陥」のせいにしているようです。しかしこれは憲法への八つ当たりの感が否めません。

しかしながら民主党では「この状況を早く解決した」かったので早速「解決」しました。

前原誠司前外相が党役職に復帰


 民主党は9日の役員会で、野党時代に停止していた党憲法調査会の活動を再開させ、会長に前原誠司前外相を充てる人事を決めた。

 前原氏は3月に外国人献金問題で外相を辞任して以来、菅政権と距離を置いていた。執行部には有力者の前原氏をつなぎ留める狙いもあるとみられる。岡田克也幹事長は記者会見で「憲法に対する見識を持ち、代表や外相を歴任した方なので適任だ」と強調した。

 前原氏は衆参両院合同で構成する裁判官訴追委員長に就任することも内定している。

2011年5月9日 共同


前原さんが「憲法に対する見識を持」っているというのは初めて聞いた、という人も多いと思いますが、「見識」はともかくとして単なる「意見」であれば持ち合わせがないわけではないようです。そしてそれは集団的自衛権を認めようというようなことに尽きますが、ご本人は対米従属の強化のことを「対米依存からの脱却」と表現することにしているようです。

このような前原さんの姿勢は比較的ぶれたりしない方なので、「代表や外相を歴任」している間にもロクなことがなかったのは御存知の通りでありまして、自慢の種にしたり褒めてあげたりする材料が一切存在しないというのは民主党広しと言えども滅多にいるものではありません。とはいえ前原さんは気に入らない憲法は変えてしまい、気に入らない裁判官のクビを切るという重要なポストにイキナリ復帰して来ました。このタイミングでの前原さんの登場は、原発災害がいかに「日米同盟」の根幹に関わる危機であるかを物語るものであるといえるわけですが、前原さんの起用によって「日米同盟」の将来に暗雲が立ちこめることになるのはご同慶の至りであります。


posted by 珍風 at 06:48| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これで治安維持法と国家総動員法が大手を振って制定出来るのでコクシの皆様方は大喜びのことでしょう。後はもちろん9条をチョチョイと弄ってご主人さまの命令通りに動ける軍隊を作れば前なんとかさんの今後は洋々たるものだと思いますが、彼のことなんで突然自爆することだけが心配です。しかしながら当然それは想定内の事故でしょうからナガシマサン辺りがバックアップする用意は抜かりないものと思われます。
Posted by ika at 2011年05月10日 12:25
愛国者の皆様におかれましては国家の一大事をぽぽぽぽ〜んのマエバリに任せるのは抵抗を感じざるを得ないところでしょうが、なにぶんにもご指名とあればこれも甘受しなければなりますまい。それも忠義というものです。
Posted by 忠犬珍公 at 2011年05月11日 06:17
タグ: あとで読まない

Posted by はなゆー at 2011年05月11日 08:58
「あとで読む」を実際には「あとで読まない」人が多いそうですから、逆に「あとで読まない」タグを付けとくと「あとで読む」だろうというのは秀逸なアイデアであると思いますが、コメントを読んだのが丸50時間後の自分が偉そうなことはいえません。
Posted by あとでと言わずいま、読みにゆきま珍風 at 2011年05月13日 10:33
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