2011年07月26日

事故は温州に学べ

全ての日本人は「事故」について中国に熱烈に学ぶべきです。合い言葉は「土に埋めろ」です。党員の最も先進的な部分では、既に「地下原発」が議論されています。「原発」は核兵器開発政策の途上における誤りによって発生したもので、核戦争の危機と被害を全て自国領域内でまかなうことが出来るという突飛なアイデアですが、重篤な被害の可能性を拡散するという、その存在自体が既に「事故」のようなものであることから、地下に埋めちまえという思いつきが出て来るのも当然ですが、僕たちは中国にその先行する実践例を見ることが出来ました。

「技術になお自信」=事故後初の記者会見−中国鉄道省


 【温州(中国浙江省)時事】200人を超える死傷者を出した中国浙江省温州市の高速鉄道追突・脱線事故で、鉄道省の王勇平報道官は事故から丸1日が経過した24日深夜、現地で初めて記者会見し、「亡くなった方々に深く哀悼の意を示し、負傷者や家族にお見舞いを申し上げる」と頭を下げた。


 「中国の高速鉄道は運行してから日が浅く、多くの問題に直面している」として運行の安全管理を強化することを表明したが、「中国の技術は先進的であり、なお自信を持っている」と強気の構えは崩さなかった。


 事故原因については「運行記録装置(ブラックボックス)を調べており、新たな点があれば、直ちに公表する」と述べるにとどめ、「原因が判明すれば、取るべき人が責任を取る。教訓をくみ取り、再発を防止することができる」とした。


 インターネット上で「脱線した車両を土砂で覆い隠そうとした」と鉄道省が批判を浴びていることには「証拠隠滅ではなく、危険回避の緊急措置だ」と反論。「24日午後6時までに列車の運行を再開する」としていたことについては「午後7時には復旧の条件が整ったが、大雨の影響で、安全を確保するため再開を見送った」と釈明した。

2011年7月25日 時事


大事故を経てなおも「技術は先進的であり、なお自信を持っている」と言い張るのも日本と同様であり、このような発言が世界中から失笑を買っているのもまた同様であります。ついでに言えば「再開」をむやみと急ぐのも同じだ、と言ってしまえばどちらがどちらに学んでいるのかよく分からなくなって来ます。

実際、中国が先を行っているのは「埋めちゃう」という少々乱暴で稚拙な対応を実行してしまった、という点だけであり、その他の点では彼等は日本の「原子力」関係者の模倣をしているようにしか見えないかも知れません。そんな人たちの真似をしている、などと指摘されるのは誰にとっても不愉快極まりないことでありますが、特に中国人のプライドはそれを許さないのではないか。

このような動機によって、中国政府が「まるで日本人のような」みっともないマネをすることを止める、というのであればそれは大変良いことであり、「反面教師」といえども教師は教師ですからちゃんと「老師」と呼ぶのが中国の礼儀ですが、不満があれば言う、というのも礼儀です。

鉄道部の列車事故会見に記者の不満爆発、会場騒然―中国


  23日夜に浙江省温州市で発生した高速鉄道列車追突事故について、鉄道部は24日夜に記者会見を開いた。事故原因や安全問題について明確な回答が避けられたことが記者の不満を買い、会場は大荒れの様相を呈した。杭州網が会見の内容を掲載した。

  王勇平報道官ら関係者による謝罪から始まった会見では、記者から事故処理状況や原因、安全に関する質問が次々と出た。

  事故車両の撤去作業で、ネット上で「証拠隠しのために列車を埋めている」との声が多数上がっていることについて「車体は埋めていない。作業をスムーズに行うために、先頭部分を地面に差し込んだのだ」と釈明した。

  救援活動が一段落し、現場にはすでに生命反応がないと再三発表した後で幼児が発見されたことへの指摘には「これは奇跡
だ」と回答、会場は騒然とした。さらに救助打ち切りのタイミングが適正だったかを追求されたが、「回答できない」と明言を避けた。

  鉄道部は会見を約30分で終了させたが、記者たちは王報道官を囲んで質問を浴びせかけた。その後の質問には全く回答しなかった王報道官らに対して「鉄道部は安全というものを知っているのか」と叫ぶなど会場は混乱。「負傷する記者も出た」と杭州網は伝えた。(編集担当:柳川俊之)

2011年7月25日 サーチナ


礼儀作法を重んじる日本では、「記者会見」が「騒然」するのは「蛯原友里 記者会見でドレスの肩紐が外れ生乳ポロリ 会場騒然の放送事故!」くらいのものです。そりゃそういうことがあったとすれば「騒然」としますが、日本のマスゴミは「蛯原友里」の「生乳」よりも、もしかすると重要なんじゃないかな、と思われる「安全」のようなことで「騒然」としたりはしない様子です。

少なくとも現在では、エビちゃんの「乳」よりも牛の「乳」の方が重要でありますが、日本人はそんなことで騒ぎ立てたりしません。国民の「安全」を軽視するのが日本の伝統であり、線量計をつけて仕事をしているような人は経済産業大臣から公然と批判されるのですから、記者さんたちも「報道」への熱意が冷めるというものです。

「報道の自由」の世界ランキングを発表している「フリーダムハウス」はエレノア・ルーズベルトが設立した市民による政策提言団体で、その目的は「アメリカの指導力による民主主義と人権の拡大」ですから、その「ランキング」なるものには強力なバイアスがかかっていると見るべきですが、それでも2010年の発表によると日本は世界32位です。

これが高いのか低いのかよく分かりませんが、アメリカが気を遣って、おそらく甘く評価してすら32位にしかなれません。ちなみにアメリカ自身は24番め。中国は181位ですが、これは辛い評価なんでしょう。181位のところでは、報道のために記者は負傷します。32位のところではまともな記者会見が行なわれないことについて記者は満足しています。24位のところでは他所の国に「民主主義と人権」をもたらすために、そこの記者を殺害します。そうやってランクアップのために「指導」を行なうのですが、24位のくせに生意気です。


posted by 珍風 at 10:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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