2011年08月19日

「誤解しないで下さい!原発は存続します」

再生エネ法衆院通過は23日に延期 26日成立は変わらず

 民主、自民、公明3党の国対委員長は18日の会談で、再生エネルギー特措法案の19日の衆院採決を先送りすることを決めた。民主党が「子ども手当存続します」と訴えるビラを配布した問題で、自民党が反発したためだが、同法案については23日に衆院を通過させ、当初の予定通り26日に成立させることで合意した。

 民主党の岡田克也幹事長は18日の記者会見で「ビラの記述は、今の子ども手当がそのまま存続すると誤解を与えかねない不適切な表現だ」と述べた。党広報委員会も藤本祐司広報委員長名で党所属国会議員や都道府県連などに対し、今後、ビラを配らないよう文書で要請した。

 民主、自民両党は事前の調整で、岡田氏の謝罪を受けて、19日の再生エネ法案の衆院通過を容認することにしていた。だが、岡田氏が謝罪したのはビラの配布時期だけで「中身は間違ってはいない」と一部正当化したため、逢沢一郎国対委員長が「問題は中身だ。納得のいく謝罪になっていない」と反発。19日の衆参両院での審議を拒否した。

 ただ、自民党も菅直人首相の居座りは避けたいため、逢沢氏は24日に特例公債法案、26日に再生エネ法案をそれぞれ成立させることに合意した。

2011年8月18日 産經新聞


自民党も昔はキチガイじみたビラを配ったりしていたようですが、それにしてもこの暑いのにどうしてこんな下らないことをやっているのか、現在までのところ不明です。とにかく休み返上で5日間の余裕ができたので、時は金なり、であります。

現在までのところ法案の修正協議によっていくつかの偏向が加えられていますが、政府試算によれば概ね電気料金の上乗せは1kWhあたり0.5円とされています。経済産業省の試算ですからよく分かりませんが、エネルギーの種別によって買い取り価格を違えるそうで、このへん具体的な買い取り価格は「第三者委員会」てゆーか事実上経済産業省が決定することになるでしょう。

ということはつまり経済産業省の官僚が買い取り価格を操作することによって「再生エネルギー」の中でも特定エネルギー分野を伸ばしたり潰したりする、ということを意味しますが、国としては「再生エネルギー」全体を潰したい意向ですから、上手くいかなくてもそれは最初からそのつもりだったりします。

そういうワケでこの法律はしょっちゅう「見直し」をされることになりました。3年ごとに「見直し」をして、10年後には廃止を含めて検討に付されるのです。それどころか「エネルギー基本計画」の改訂時にも危機が訪れるようで、要するにホトボリが冷めたら「見直し」てしまおうという意図がアカラサマですから、この分野に大きな投資を考えている人は心配で夜も眠れず髪の毛が抜けます。

もう抜けていますが、例によって大企業を優遇する分は税金からの支出になります。つまり電気代の一部を税金から払うんですが、その財源は電力会社が払っている石油石炭税なんだそうです。要するに電力会社としては払った税金が戻って来ることになりますので笑いが止まりません。

その財源が足りなければ国民の血税に手を付けることになりますので、今のうちに電力会社から税金をもっと取っておきましょう。原発を設置されている自治体では核燃料税を取っているようですが、今回の事故で原発の影響が極めて広範囲に渡ることが明らかになりましたし、核汚染環境への対処には、もう既にいくらお金があっても足りません。そこで国として電力会社から核燃料税を徴収するのも一つの単なる思いつきです。

もっとも、そうするとその税金の分も電気代に上乗せされる仕組みです。国民の負担は重くなる一方ですが、これは逆に原発を廃止すればするだけ電気料金が安くなるという効果を生むでしょう。また、広域電力会社の料金が高くなることは「再生エネルギー」発電家の競争力を高めることにもなります。

いずれにしても既に相当高い電気料金とそのための仕組みを全力で維持しつつ、少し電気料金が上がると「企業の競争力に悪影響を与える」とホザく頸断連は意味不明ですが、連中のためにウラで色々と協議を行なって骨を抜いたり活動限界を定めたりして僕たちの知らない協定でも結ぶつもりなら、土日も休まずに働くのは当然です。電力使用制限の対象外ですから涼しいお部屋でゆっくりお過ごしください。


posted by 珍風 at 07:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
福岡で連座制条例が導入されるんだってよ。「飲酒運転者の家族にも罰則を科す」ってさ。
被害者こえぇな。

飲酒運転撲滅 福岡から 「遺族の思いを条例に」
福岡県議会9月定例会
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/258689

>飲酒運転による交通事故で子どもを失った3人の遺族が16日、県議会の原口剣生議長を訪ね、飲酒運転撲滅の条例作りに遺族の参加などを求める陳情書を提出した。
>
> 陳情したのは、21歳の次女三弥子さんを亡くした糸島市の大庭茂彌(しげみ)さん(64)、31歳の長男和明さんを亡くした福岡市西区の松原道明さん(64)、16歳の長男寛大(かんた)さんを亡くした同市東区の山本美也子さん(42)。県議会が飲酒運転撲滅のための条例を検討していることを知り、「遺族の思いを反映してほしい」と訴えた。
>
> このほか(1)飲酒運転者の家族にも罰則を科す(2)飲酒運転事故で家族を失う痛みを描いた映画「0からの風」を自動車学校などで上映する(3)飲酒運転者に酒を提供した飲食店に県警が交付する「イエローカード」を店頭に掲示させる−なども要請した。
>
> 原口議長は「皆さんの意見を十分に聞き、この陳情書が必ず生きるように私も一生懸命頑張っていく」と述べ、条例の具体案を協議している県議に陳情を伝えることを約束した。県議会は12月定例会で条例案を可決したい考え。

Posted by frank at 2011年08月22日 01:59
遺族の気持ちは分からないでもないんだが、相対的に「強い」立場の人は思いついたことをなんでも口に出してしまって恥ずかしいなどと思う必要がない、ってのが日本ですから。まあ大庭さんや松原さんや山本さんは「強い」っていうよりはバカにされて放置されているような気もしますが。報道するのは気の毒でしょう。
Posted by 公衆の面前で馬鹿を晒す珍風 at 2011年08月23日 05:38
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