2011年08月26日

軽はずみ ホップステップ 一斗缶

橋下知事が「別れの言葉」 府幹部職員への講話で


 「これからも府庁をしっかりとマネジメントしてほしい」。知事を辞任し、11月の知事・大阪市長のダブル選に持ち込む意向を示している橋下徹知事が25日、府の幹部職員らに対する講話で、「別れの言葉」を口にした。

 橋下氏は約40分間にわたり、課長級以上の職員約300人に語りかけた。「僕のほぼ満足のいく結果を出してくれた大阪府職員のみなさんに感謝したい」と謝意を伝えつつ、政治と行政の関係や政治判断の難しさにも言及。「これからどういう知事が来るか分からないが、府民感覚をもとにした目標を実現できる組織運営を期待する」と説いた。

 府庁内で知事辞職は「既定路線」と受け取られている。橋下氏は「こんなことを言いながら知事に戻ってくるかも。それだけは勘弁してくれと言われている」などと冗談交じりに語り、職員らの笑いも誘った。(池尻和生)

2011年8月26日 朝日


しかしもちろん橋下さんは「大阪府知事」という「立場」に「戻ってくる」ことを望んでいないに違いありません。そんな「立場」にいると言いたいことも「言えない」のですから、全くツマラナイ話なのです。

橋下知事 紳助さん引退つらい


島田紳助さんが芸能活動から引退したことについて、テレビ番組で共演したことのある大阪府の橋下知事は「僕は紳助さんの番組で多くの人に知ってもらい、大阪府知事になったので、今があるのは紳助さんのおかげだと思っています。きのうは会見の様子をテレビで見ていましたが、これまでのつきあいから紳助さんの気持ちが分かりすぎるぐらい分かっているので、非常に残念でもあり、つらかったです。ただ、大阪から暴力団の排除を掲げ、その旗振り役である以上、あれぐらいいいじゃないかとか僕の立場では言えませんし、紳助さんの判断は正しいと思います」と述べました。そのうえで、橋下知事は、24日午前2時ごろに島田さんに「お疲れさまでした」という内容のメールを送り、「ありがとう」という返信があったことを明らかにしました。

2011年8月24日 NHK


橋下さんが大阪の知事をやっているのは島田紳助さんのおかげなんだそうです。島田紳助さんはその他にも色々と悪いことをしていると評判ですが、橋下さんは山口組とつき合っても「いいじゃないか」と言っています。正確に言うと「『いいじゃないか』と思っているけど立場上言えません」と言っているのですが、だからといって「良くない」と言っているわけではありません。

これは「大阪維新の会」という、例の「会の会」一派の立場と一致するものです。連中の想定によればいやしくも教職に携わるほどの人間であれば日の丸君が代糞食らえと思っているのは当然であり、そうでなければそいつはちょっとオカシイに違いありません。したがって、「立場上」そんなことは言うな、というのが連中の条例案です。

これの教育的効果は絶大で、「立場」というものがなければ、ほとんど何をやっても良い、というアウトローな生き方と表裏一体です。ところで誰かの「立場」というのは他者の認知によるもんですから、要するに「立場」が明らかでない場面では行動を規制するものは何もないのですから、これは剣呑であります。

こっちにはその「立場」が分からない何者かによって一斗缶に詰め込まれるのもアリですから気をつけましょう、ということですが、大阪にはそういう「立場のない人」が大勢いたりしますし、世間で言うところの「暴力団排除」は、それなりに「立場」を築いてきた人たちの「立場」をなくして、どうぞ勝手にやって下さいという意味になります。つまりそれはそれで、そういう「立場」なんですが。

『大阪日日新聞』によれば橋下さんは「付き合いもさせていただいた」ので島田紳助さんの「状況は分かり過ぎるくらい分かって」いるそうです。自分は「状況」を「分かり過ぎるくらい分かって」いる、という自己の認識に対する過剰なまでの自信がどこから来るのか分かりませんが、もしかすると橋下さんは「Aさん」や「Bさん」とも「付き合いもさせていただいた」のかも知れません。

島田紳助さんたちが専門家による法的な助言を必要とした可能性もありますし、まあ考えてみれば弁護士にとってヤクザは上得意様でありますし、戦い甲斐のある敵手でもあります。ヤクザが社会の中でそれなりの「立場」を持つにあたって弁護士のアドバイスを必要としたことは疑いありません。

同じく弁護士の丸山和也さんも、「状況」をどのくらい「分かって」いるのか知りませんが「法的にも道義的にも問題ない」と言っています。むしろ弁護士であり国会議員である丸山さんが「法的に問題ない」と言う以上は、丸山さんも「状況」を相当深く「分かって」いるものと見るのが自然でありましょう。

一方「道義的」な問題に関しては、知事だとか公務員だとか「法的」に定義される「立場」を離れれば何をやっても良いわけですから、最初からそんなものは存在しないのです。そして橋下さんや丸山さんが「状況」に深く関わっていたとしても、それはどうやらバレずに済むようなのでした。

てゆーか、よく考えないといけません。元ヤンキーの木下優樹菜さんによれば滅多なことを書いたりするとヤバいんだそうです。タイマンで培った勘が彼女の口を閉ざさせていたのでした。「軽はずみなことは言いたくない」。島田紳助さんの周りにいると、色々なものを見聞きするようです。そして「守られている」オジサンたちと違ってこの若い女性はすっかり恐怖に駆られてしまった模様です。みんなも気をつけようぜ。


posted by 珍風 at 07:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ハシモトサンの言うことは殆ど寝言レベルでありますが、そんな寝言を真に受けて支持している府民はアホなのか同じく脳が睡眠状態であるかのどちらかなのでしょう。
もちろん寝言の所為でクビにされる教員やムダに使ったWTC移転費用のことは知ったことではありません
Posted by ika at 2011年08月26日 14:19
寝てる。必死になって眠ろうと努力している。パブリックな領域が存在しない場合には「夢」という極めてプライベートなものを「共有」させることが「政治」だ。眠っている人々に囲まれて、同じ眠りを眠りたいと切望するんだ。
Posted by おしっこ珍風 at 2011年08月26日 22:02
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