2011年08月29日

あなたの節電が招いた結果

自分で掘った落し穴から這い上がろうとしています。上から砂をかけましょう。

東電、10%超値上げ検討 31年ぶり申請、燃料費増で


 東京電力が電気料金の10%超の値上げを検討していることが28日、明らかになった。福島第1原発事故の影響で代替の火力発電への依存度が高まっており、燃料費の大幅な増加により電力事業の収支が悪化していることが主な要因。値上げは政府の認可が必要な本格改定で、東電は10月にも申請し、来春の実現を視野に入れている。申請をすれば31年ぶりになる。

 ただ値上げは、東日本大震災や原発事故の影響で厳しさを増す企業経営や家庭生活には一層の負担となるため、政府は慎重な姿勢を示している。東電は人件費や燃料費の原価を抜本的に見直すことで理解を求める。

2011年8月28日 共同


円高はどうした、てゆーか「燃料費」は多分ウソです。まあ、極東の小島の猿ども以外の人類が核発電に見切りをつけるのであれば「燃料費」は上がる、という話はあるわけで、そうなると核発電は「安かろう悪かろう」というシロモノである、とゆーことになるんですが。

「電力事業の収支が悪化」している原因はおそらく他にあり、それは東電自身が招いたものです。

制限令で7月の電力需要、過去2番目の下落率


 電気事業連合会が19日に発表した7月の電力需要速報(10社合計)は、前年同月比5・0%減の730億9400万キロ・ワット時。

 5か月連続で前年実績を下回り、7月としては過去2番目の下落率となった。
 経済産業省が7月に電気事業法に基づく電力の使用制限令を東京電力、東北電力管内で発動し、大手企業などで節電の動きが広がった影響が大きい。
 電力会社別では、東電が11・0%減と7月で過去最大の落ち込みとなり、東北電力も10・5%減と7月で過去2番目の下落率だった。

2011年8月19日 讀賣新聞


海の家やスイカと同様、電力会社にとっても夏は書き入れ時であります。エアコンはフル稼働し、甲子園の狂児どもが拍車をかけます。ところが今年は、核発電の必要性を、ひとつ国民どもに身をもって実感してもらおうじゃないか、と言い出したのは政府と東電さんです。熱中症で沢山死人が出れば国民は核を受け入れるであろう、と森山昌秀さんと同レベルの作戦ですが、「健康への影響」が遅いか早いかの勝負です。


しかしこの「核戦争」は東電の負けです。東電はギブアップしました。電力使用制限令のおかげで7月は10%以上電力需要が減りました。8月も同様に減っているでしょう。これは電気料金収入も減ることを意味しますが、「10%」とはいえこの時期の10%は年間の収支の中では死活的大問題であります。じゃあ死ねばいいんですが、そこでまず

電力に余裕、制限令解除を検討 エネ庁と東電


 経済産業省の資源エネルギー庁は26日、東京電力管内の9月の電力需給に余裕があるとして、大口需要家向けに発動した電力使用制限令の解除、緩和に向けた協議を東電と始めた。9月22日までとしている制限の終了前倒しや、昨夏比で15%低減を求めたピーク時使用量の削減緩和を検討。国民生活や経済活動への影響を和らげる。

 同庁は需給予測に関する詳細なデータ提出を東電に求め、9月上旬にも判断する。実現すれば今夏の電力不足はヤマを越えるが、定期検査中の原発再稼働が進まず、今冬には暖房需要で需給が再び逼迫するのは確実。

2011年8月6日 共同


負けて口惜しいはないちもんめ、転んでもただでは起きない資源エネルギー庁は子牛園のセシウム砂でも持って帰ればいいものを、「今冬には暖房需要で需給が再び逼迫するのは確実」と、どのメディアにも書かせています。しかし残念なことに、冬の電力需要はたしかにひとつの山ではありますが、それでも夏には及びません。

そもそも暖房は冷房と違って必ずしも電力を必要としません。3月は寒いのに「計画停電」をした結果、電気の要らない石油ストーブをみんな買ってしまいましたよ。ガスというものも世の中にはあります。「燃料費」は僕たちが直接払うんで大丈夫気にしないで下さい。

てゆーか、ということもあって、「今冬」の電力会社の収支は「逼迫するのは確実」な模様です。今期はエラいことになるのは確実で、それでも沢山いる偉い人たちに高い高い給料を払ったりしなければなりませんし退職金なんかも。そこで値上げ、となるわけですが、電力供給が不足しているフリをし続ける限り収入は増えませんし、しかしそれは国策ですからヤメるわけにもいきませんし、そのかわり政府も東電には「責任」を感じて、優しく値上げを認めてくれるでしょう。国民に対する責任とかそーゆーことは理解できません何の話だ。


posted by 珍風 at 06:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
経産省や東電にとってBAD NEWSばかりではありません。野田新代表選出の報せには、きっと小躍り(泥鰌すくい)して喜んでいることでしょう。あと「今年はたまたま冷夏だったので、何とか電力が足りました。しかし来年猛暑だったら大停電だぞ愚民どもめ。核発電やらせろごるあ」と、そのうち絶対言い出すでしょうね。
Posted by 初の千葉県出身総理万歳やきとり at 2011年08月30日 08:35
泥鰌すくい、てゆーか泥鰌に救われた、という感じですかね。国民は豆腐の中に逃げ込んで死ぬしかないんでしょうか。泥鰌って泥の中にいるんだよねやっぱり。線量高そうでイヤですが、野田は土壌でもすくっていればいいのに。
Posted by 珍風地獄 at 2011年08月30日 21:48
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