2012年01月29日

土がついったー

ツイッター、「要請あれば」国別に投稿削除の方針を表明


(CNN) 簡易投稿サイト「ツイッター」は28日までに、外国政府などが要求すれば投稿内容を削除するなどの措置を行う方針を明らかにした。あくまでも要請があった場合で、それも個々の事例を配慮して実施するとしている。



ただ、内容の削除は当該国のユーザーのみが対象で、他国の利用者には引き続き見られるようにする。削除が実施された国のユーザーに対し、削除の事実やその理由を知らせる措置も講じるという。



これまでの方法では、内容を削除する場合、該当の投稿を全世界的に抹消するしか手段がなかった。



ツイッターの今回の方針について、言論の自由やネットユーザーの個人情報保護を訴える団体エレクトロニック・フロンティア・ファンデーションは明白な検閲とも受け止めている。ただ、投稿内容を削除するよう指示や要請があった場合、無視して政府当局による接続阻止の危険に遭遇するか、求めに応じるかの選択肢しかないとし、ツイッターは厳しい状況の中で最良の対応を行っているとも評価した。



ツイッターの報道担当者はCNNに対し「表現の自由を非常に重視しており、削除に踏み切らないよう努力する。主義信条の変化を意味するものではない」と強調。ただ、国によっては削除を実施せざるを得ない場合があるとして、ドイツやフランスが実施しているナチズム支持の表現の規制に言及した。



また、表現の自由が厳しく抑圧され、ツイッター利用がない国もあると指摘。同社は「場所や日時にかかわらず投稿内容を掲載することに尽力する。これが出来なかった場合、ユーザーに隠すことなく知らせる」と主張した。

2012年1月28日 CNN


僕はツイッターとかやってませんが、これは少なくとも「最良の対応」ではありません。「検閲」は通常二重の隠蔽によって行なわれます。その対象自体の隠蔽と、隠蔽自体の隠蔽です。ツイッターではこの2つに対応しない模様です。

すなわち「削除が実施された国のユーザーに対し、削除の事実やその理由を知らせる措置」では充分ではありません。必要なのは「何が」「誰の要請によって」削除されたかということですが、「削除の事実やその理由を知らせる措置」が「削除が実施された国のユーザーに対し」てのみ行なわれるのであれば、その国のユーザには「何が」削除されたのかはわかりません。「検閲」ですからそれは当然ですが、その「国」以外のユーザーにとっては逆に、ある国で削除されたメッセージそのものを読むことが出来るものの、それが当該国では削除されているという事実を知り得ないことになります。

したがって必要なのは「削除の事実やその理由を知らせる措置」を「削除が実施された国」以外の全てのユーザーにも行なうことでしょう。僕たちは誰かのツイートを読んで、そしてそれが彼の国では「検閲」されていることを知る必要があるのです。

「表現の自由が厳しく抑圧され、ツイッター利用がない国」であればともかく、それ以外の国家では誰に聞かれても恥ずかしくない「検閲」の「理由」があることになっているはずですから、これは可能なはずでしょう。もちろんツイッターが、「検閲」していることを知られたくないような人々にも売り込もうとしているのであれば話しは別です。別にツイッターなんかやらなくても、トイレに落書きするとか、大きめのポストイットに書いてそこら中に貼るっちゅーのも手軽でおすすめ。あと友達に口で言うとか。


posted by 珍風 at 08:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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