2012年02月15日

僕だって妄想

主張
維新「年中罰則」 国づくりの指針聞きたい


 橋下徹大阪市長率いる地域政党「大阪維新の会」が、次期衆院選公約となる「維新版・船中八策」の骨子をまとめ、国政進出への動きを加速させている。

 衆院選候補を養成する「維新政治塾」には、定員400人に対し約3300人が応募した。昨年11月の「大阪ダブル選」で橋下氏らが既成政党に圧勝した勢いは、衰えていないようだ。

 維新の会の目算通り進めば、選挙後の政界地図に一大変化をもたらす可能性もある。橋下氏には、どのような国づくりを目指すのか、より具体的なビジョンを示すことを求めたい。

 大阪都構想など地方分権分野は詳しいが、国政を担うとなると外交・安全保障などの基本方針が不可欠だ。憲法改正を盛り込んでいるが、核心部分の憲法9条に触れていない点は首をかしげる。主要政策も不明な点が多く、さらに肉付けし早急に発表すべきだ。

 外交・安全保障政策で、日米同盟基軸を明確にしたのは当然だ。しかし、同盟の実効性を高めて日本の安全を守るには、集団的自衛権の行使容認に踏み込むことが不可欠であり、決断を求めたい。

 「国際標準の国際貢献」の推進と「必要最低限の防衛措置」を挙げて、武器使用基準を緩和する方向性を示している。この問題でも自衛隊を軍と認めず、「普通の国」になるのを妨げてきた9条の議論から逃げてはならない。

 参院の廃止も視野に、自治体首長が参院議員を兼職する抜本改革を打ち出した。憲法改正の発議要件を「衆参両院の各3分の2以上の賛成」から「2分の1」に緩和することを挙げたのは妥当だ。

 一方、首相公選制は議院内閣制の根幹を揺さぶる。国民が直接選ぶ首相が元首と位置付けられれば、天皇制度に悪影響を及ぼしかねない。

 衆院議員定数や政党交付金の2〜3割削減など、ムダを減らす方向性ははっきりしている。だが、「掛け捨て方式」の年金制度など社会保障分野の詳細は不透明だ。エネルギー政策もほとんど触れられていない。「脱原発依存、新しいエネルギー供給革命」だけでは、電力危機や産業空洞化にどう対処するのか、大いに不安だ。

 維新の会が国家ビジョンを示して、民主、自民の二大政党も巻き込んだ国家像の議論が深まることを期待したい。

2012年2月15日 産經新聞


各紙がとりあえず橋下さんに乗っているようですが、産經さんはさすがに鋭いとしか言いようがありません。「憲法改正を盛り込んでいるが、核心部分の憲法9条に触れていない点は首をかしげ」たり、「電力危機や産業空洞化にどう対処するのか、大いに不安」なのも当然です。これらの点についてはワザと触れられていないんですから、本当は産經さんが心配することなど何もありません。大船に乗ったつもりで泥舟を漕いでいて下さい。

「首相公選制」について「天皇制度」との関係で懸念を表明するのが産經さんならではでしょう。てゆーか、何ですかその「天皇制度」って。これはかなり苦し紛れの「用語」でして、「天皇制」という言葉は共産党が作ったんだから遠慮して使わないことにしている人たちがよく使うようですが、要するに「ドがつく」天皇制ですから、現在存在している「天皇制」よりもヒドいもののようです。「ド天皇制」は「北朝鮮」あたりで模索している模様で、今や三代目ですが、橋下さんも「ド天皇制」を目指しているというウワサもあります。子沢山は伊達じゃない、というわけです。

それにしても「ベーシック・インカム」も橋下さんが言うと色々分かってくるわけで、雇用がガラリと変わる、てゆーかドンでもない雇用慣行がまかり通るようになるでしょうね。フルコミッションみたいな労働契約が増えると思いますが、まさに「ブラック企業」にとっては天国ですよ。最低賃金制度が撤廃出来るという説もあるようですが、それでも「最低」の「賃金」は存在します。それは「0円」の賃金であり、要するに不払い労働が横行することになるのではないでしょうか。

それでも最低限度の生活は保障されるわけですから、逆に文句はつけ難くなるようですが、たとえ雇用主にとって成果を生まなかったにしても、費やされた人生を補償しなくて良いのか、という問題があるでしょう。つまりその労働に携わることによって、人は他の何か面白い事をする機会を失うことになるわけですが、その損失をどうしてくれるのか、私の青春を返せ。「最低」の生活を与えることによってそれを諦めろという話であれば、これは「家畜」と同じことでしょう。市場原理主義と結びついたBIはビンボー人にとって「最低」の制度となり得ます。

それがもたらすのは極端に二極化した社会です。フルコミッションでなくても労働者の生活保障をしなくても良くなった企業にとって、それは人件費の大幅な削減以外の何者でもありません。労働への対価を支払うことなく、その果実だけを受け取る企業にとっては正に願ったり適ったりでありまして、金持ちはどんどん豊かになることが出来ますが、その一方でビンボー人はわずかな賃金を受け取るか、それとも何も貰えずにただ疲れ果ててしまいますが死んでしまうことはありません。多数のビンボー人が「最低」ラインで生かされ続け、夢に浮かれて身を削られ、いつまでたっても元の木阿弥という世の中ですが、なにしろ「喰える」もんですから誰もあえて変えようとも思わないけど生存を維持するだけの存在ですからどんどんバカになる、これがまた「ド天皇制」を支える「エートス」となるわけですが、よく考えてみたらそうでなくても今だって既に大多数がどうやらバカはバカでアホはアホ。


posted by 珍風 at 06:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ま、ワタミの食券なんだけどね
Posted by ikez at 2012年02月16日 09:09
あ、知ってる。ネットで半額ぐらいで売ってるヤツだ。今すぐビルの窓から放り投げろ。
Posted by 半額珍風送料込 at 2012年02月16日 22:07
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