2006年11月05日

バカ殿、自己と対話する

文書1
ファクシミリ送信票 三八教育事務所
送信先 ■■■■■中学校 ■■■■校長殿
発信者  三八教育事務所
発信内容 タウンミーティングの質問のお願い
連絡事項 
いつも大変お世話になっています。
多忙の所、誠に申し訳ありませんが、御協力をお願いします。
当日に、Aの質問をお願いします。
質問者のお名前をお知らせくださいますよう、よろしくお願いいたします。
タウンミーティング八戸質問項目案
@ 現在の教育基本法もすばらしいものだと思いますが、情報化、核家族化、価値観の多様化など、これだけ社会情勢が目まぐるしく変化している中で、やはり、時代に対応すべく、教育の根本となる教育基本法は見直すべきだと思います。まずは、早く教育基本法を改正して、それから、しっかりと腰を据えて教育改革に取り組むべきだと思います。大臣のご説明では、教育基本法を改正した後、教育振興基本計画を策定するということでありました。子どもたちは日々、成長しています。子どもたちの未来のために、我々大人の責任として、子どもたちに最善の教育が与えられるよう、社会全体で取り組んでいかなければないけないと強く感じています。
A 教育基本法の改正案について、「人格の完成」を目指すのはもちろんですが、「公共の精神」や「社会の形成者」など社会の一員としてという視点が重視されていることに強く共感しています。個の尊重が「わがまま勝手」と誤って考えられているのではないかという気がしてなりません。教育基本法の改正を一つのきっかけとして、もう一度教育のあり方を見直し、みんなで支えあって生きていく社会、思いやりのある社会の実現を目指していくべきだと思います。
B 教育の原点はやはり家庭教育だと思います。残念なことに、親が親になりきれていない状況も目に付きます。教育をめぐる現在の様々な問題は、その多くが家庭教育に原因があるのではないかと思います。先ほどの大臣のご説明にあったように、新しい教育基本法に「家庭教育」の規定が追加されることは本当に大事なことだと思います。まずは、親がその責任をしっかりと自覚すべきだと思います。また、学校、家庭、地域が連携・協力することも重要です。教育は学校だけではできません。学校ばかりに責任を押し付けたり、人任せにしたりせず、みんながしっかりと自分の役割を果たして、みんなで子どもを育てていくという認識を共有することが必要だと思います。


文書2
FAX送信票   
平成18年9月1日
受信者 ■■■■中学校■■■■殿
発信者 青森県教育庁教育政策課
    情報広報グループ
通信欄
いつもお世話になっております。
「タウンミーティング」に係る依頼発言について
別紙のとおりお願いがありますので、御協力くださるようお願いします。
■■■■中学校■■■■校長殿
いつも大変お世話になっております。
このたびは、タウンミーティング開催にあたって発言者を選んでいただき誠にありがとうございます。
さて、文部科学省(内閣府経由)での依頼発言者について、内閣府から以下のとおり発言の仕方について注意がありましたので、発言を引き受けてくださったPTA会長さんにお伝えいただきたいと思います。
○依頼発言についての注意事項について
・できるだけ趣旨を踏まえて、自分の言葉で。(せりふの棒読みは避けてください)
・(発言していただく内容は別紙のとおりで、Aについてです)
・「お願いされて・・・」とか「依頼されて・・・」というのは言わないで下さい。(あくまで自分の意見を言っている、という感じで)
 また、当日の受付で本人を確認し、文科省依頼の発言者については文科省の担当者が後を追っていき、座席の位置を確認します。
 なお、■■■■さんは『文科省依頼』に該当していますので、よろしくお願いいたします。
担当:青森県教育庁教育政策課
    情報広報グループ


しかしこれは「質問」なんかではないではないですか。いうなれば補足意見であり、「教育基本法の改正」の説明に来た連中に向かってわざわざこういうことを言うのはそもそもオカシイ。内容からして政府側が言うべきことであるのは、ヤラセなんですから仕方ありませんが、それを「質問」の形式にアレンジして自然に発言させる、というような工夫もされていません。自分の言いたいことだけダラダラと垂れ流した低能の文書です。

しかし、もしかするとこれは「会場からの発言」が「改正」反対に傾いて来た場合に軌道修正を計るために用意されたものではないでしょうか。司会役がブロックサインをするとか、何らかのキーワードを言うとあらかじめ決定されていた人が手を挙げることになっているとか。

例えば「議事要旨」によれば、「現行の教育基本法を変える必要はなく、現行法を守るべきだと思う」という「高校教員」の発言があり、それに対して小坂、梶田、細川の各氏のコメントがついた後で、「建設業」の方による発言があります。
http://www8.cao.go.jp/town/hachinohe180902/youshi.html

法はそれぞれの分野で、時代に即して変えていくべきだと思う。私はPTAの役員を務めつつ、PTA改革を行っているが、現行の教育基本法も、見直すべきところは見直して、早急に変えてほしい。


これは、@の「まずは、早く教育基本法を改正して、それから、しっかりと腰を据えて教育改革」という、議論は良いからとにかく早く「改正」しちまえ、との「趣旨を踏まえて」、多分この人は性急でそそっかしい人ですが「自分の言葉で」、だいぶ端折った発言になってしまっていますが、政府の意向を汲み取り、「PTAの役員」としての自慢も織り込んで自己流にアレンジした模範的な演技だといえるでしょう。

ところで「文書1」で校長さんに依頼されたのはAの内容を喋ることでした。校長さんはPTA会長さんに「文書1」を見せてお願いし、快く引き受けてもらったので安心して三八教育事務所にそのことを知らせたのでしょう。ところがPTA会長さんは当日駐車場が明いてなかったので帰ってしまったそうです。人にものを頼まれておきながらいい加減な奴です。「公共の精神」はどうした。てゆうか主催者側としては仕込みの人の駐車スペースくらい確保しておくのが普通です。会場の八戸プラザホテル側の対応も問題になるでしょう。

一方、@やBについてはまた別の方面にファックスが流れていたものと考えられます。おそらく別の学校の校長経由でしょう。早く来たので駐車場が明いていたのか、近いので歩いて来たのか分かりませんが、この二人はちゃんと来ました。Bの人は緊張します。サインが出たら発言しないといけない。しかしこの人はAの人が来ていない事を知らされていません。ですからサインがあった場合も、それがAに対するものなのか、自分に向けたものなのか、間違えないようにしなければならないのです。初めてのハワイ旅行のようにドキドキです。

会場では、政府に反対するような発言をすると次の人が政府をフォローする意見を言う様を見てしーんとしてしまいました。なんだ、そーゆーことだったのか。しかも政府側に立った発言者が「建設業」の方だったので、おっかなくてもう何も言えません。しらけ切った会場のムードに気圧されて、Bの人にサインが出ます。ドキマギするのでも一度サイン。この人は「主婦」、「父兄」ではない「主婦」です。これは学校経由ではないでしょうな。町内会とか、某宗教団体とかの線でしょう。この「主婦」、「人妻」とも言うようですが、この人妻はちょっとあがり症で、しかも先ほどからの緊張の連続ですから、人前に出ると自分が言うつもりもないことまで言ってしまいます。そうやって愛欲の泥沼に引きづり込まれてゆくのですが、それはまた他日の話。

教育の原点は家庭教育だと思うが、家庭の教育力は低下している。教育を安心と温もりある場にすることを国民全員が願い、知恵を出し合っていくべきだが、国の体制はどのようになっているのか。教育基本法案には、家庭教育の規定が追加されており、大変期待している。教育は、学校、家庭、地域がその役割を明確にし、いろいろな取り組みをしていかなければいけないが、詳しい政策があればお伺いしたい。


Bの「新しい教育基本法に「家庭教育」の規定が追加されることは本当に大事なことだと思います」「みんながしっかりと自分の役割を果たして」という文章との表現の相似は明らかですが、この人妻は「自分の言葉で」発言を質問形式に変換してしまったために、政府側が準備していない事柄について問いただしてしまいました。つまり「家庭教育」についての「国の体制」、「詳しい政策」はどうなっておるのか。

この友軍からの誤爆に対して、梶田氏は教師の育成と首切りについて、細川氏は教師の給料について喋って対応しています。「家庭」や「地域」の話は出ても来ません。わずかに小坂氏が「家庭教育手帳」や「子育てサポートリーダー」の話をするのみで、答えになっていません。

実は「家庭」や「地域」は、先ず第一にはこれを責任の持って行き場として設定しておくのが「改正」の趣旨です。「国」が「国民」に対して責任を負う現行法の精神から、「家庭」や「地域」が「国」に対して責任を負う体制へ。ですから逆に言えば「国」が「家庭」や「地域」にやってあげる事など一つもないのです。聞かれても困るんです。「改正」の第二の趣旨は、「教育行政」を通じた国民の統制のために「地域」や「家庭」を利用するための道筋を開く、ということですが、この場合も「地域」や「家庭」には「行政」に対する責任が生じる一方、「国」による「地域」「家庭」への様々な介入が考えられますが、これとて「地域」や「家庭」のためにやるものではなく、碌なものは一つもありません。そんな事こんなとこで言わせるつもりか。てめーおぼえていやがれ思いっきり責めさいなんでくれるわ。

この失策によりこの人妻が後でどんな経験をすることになったか、考えるだけで興奮しますが、今は頭の中は真っ白です。目はうつろ、口からはよだれが糸を引いています。それにAのPTA会長さんがばっくれたこともあります。@の発言も政府の意を尽くしたとは言い難く、おめえの「PTA改革」なんてどうでもいいんだよ。どうも素人さんの仕込みは難しいですね。このように「ヤラセ依頼文書」と「議事要旨」を読み比べる事によって、お役人の苦労が忍ばれるわけですが、次からは仕込みの人が車で来るのかどうか事前に確認するようになるでしょう。

ところで当時内閣官房長官として贋の「世論」を演出した詐欺的「タウンミーティング」の首謀者であるバカ殿は、このような「ヤラセ」の事実が外部に漏れた事によって、ますます現場の統制を強める「教育改革」の「必要性」を再認識したはずです。バカ殿は「タウンミーティングは国民との対話の場であり、そうした誤解があってはならないと(内閣府側に)注意した」そうですが、やったのは自分です。「誤解」というのは誤解です。「タウンミーティング」を正しく理解したのは内閣府であり、自分で自分に質問し、自分で自分に注意する、まるでナルキッソスのように、あのツラで鏡とお話するのがバカ殿流です。そういうのを世間では「独裁」といっていますが、死んだら水洗トイレの肉便器にでも生まれかわるのがお似合いです。
posted by 珍風 at 14:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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