2012年05月30日

東京五輪餓死累々

夏季五輪:支持低迷で石原知事「都民は来なくていい」


 東京都の石原慎太郎知事は29日、東京都内の日本外国特派員協会で講演し、20年夏季五輪招致に対する都民の支持率が低迷していることについて「都民はぜいたくで、何があっても当たり前になった。東京でのオリンピックが実現したら、都民は来なくてもいい。日本中から国民が来ますから」とぼやいた。

 石原知事は「(都民は)うぬぼれてるし、自分のことしか考えなくなった。ほかの日本人とは違う人種になった」と指摘。記者から「東京の支持率が低いのは知事の人柄が理由では」と「挑発」されると「選挙では割と人気があるんですけどね」と会場を笑わせ、「私が辞めたら支持率が上がって、東京にオリンピックが来るのなら明日にでも辞めます」と語った。

 国際オリンピック委員会(IOC)の調査で東京の支持率は47%にとどまり、共に1次選考を通過したマドリード(スペイン)の78%、イスタンブール(トルコ)の73%に差を付けられた。
【佐々木洋】

2012年5月29日 毎日新聞


当選させていただいたくせにヒドい言い草ですが、しかし、現実に石原さんの「人柄」が「割と人気があり」、現に都知事であることを考えると、「うぬぼれてるし、自分のことしか考えなくなった」という石原さんの都民評にも頷けない部分がないわけではありません。たしかにここ20年で倍以上に激増した生活保護受給者を何の根拠もなく「ほとんどが不正受給」だと言い張って首を吊るロープを「現物支給」してやるのが武士の情だ、なんて人をみると「うぬぼれてるし、自分のことしか考えなくなった」と言われても仕方がありません。

むしろここには石原さんの致命的な勘違いが露呈されているようです。そもそもオリンピックは、てゆーか少なくとも国際オリンピック委員会では、オリンピックはどうやら「都市」で開催されるものなのであって、「国」でやるもんじゃないと考えられているのです。すなわち「支持率」はその「都市」におけるそれであって、日本やトルコやスペインの「国民」が支持しているとかいないとかという話しではないのでした。

石原さんは、別に調べたわけでもないんでしょうが「日本中から国民が来る」と言っています。これは多分「国民」の「支持率」が高いということでしょう。本当のところはどうだか分かりません。しかし分かる必要もないのです。誰もそんな事は問題にしていません。

オリンピックというのは核発電みたいなもんでして、周辺住民には迷惑なものですが、その恩恵たるや核発電にも劣るのではないかと疑われるところであります。しかしながら特に致命的な毒性物質を散布するというわけでもありませんし、青少年に与える悪影響もそれほど強くはないところから、周りの住民が受け入れてくれるのであれば開催しても可である、ということになっています。

開催地から離れた場所に住んでいる「日本中」の「国民」は、本来何ら不利益を被るわけではなく、遠くから面白がっているだけでありますから、その「支持」は単に無視すべきものでしかありません。勿論莫大な経費を稼がなければなりませんので見に来るのは構わないわけですが、そうでなくても外国から沢山人が来ます。ヒマとカネのない大多数の「国民」の財布などアテにしても仕方ありません。

それでも石原さんは「都民は来なくていい」と言っていますから、都民の支持はもう必要ないんだそうです。考えてみれば「都民」は平日の真っ昼間から近くでオリンピックをやっていても中々見に行くことも出来難く、どうせ行かないわけですが、せっかくの都知事閣下のご下命であります。オリンッピックなどを「支持」している皆さんは早速支持を取り下げ、反対に回ることが「都民」としての義務というものではないでしょうか。


posted by 珍風 at 07:12| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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