2012年09月30日

無軌道に暴走する若きセックスが美しき

美しい新聞、若き新聞


 主な読者ターゲットは、20〜30代の若い世代。明日の世界を創っていく、大切な人々です。EXのテレビCMやPRポスターに創刊当時、木村拓哉さんが登場したのも、「美しい新聞」「若き新聞」をアピールしていくうえで最適だと考えたからです。


 活字ジャーナリズムは、民主主義や自由・人権をはぐくみ、守ってきました。その一端を担っている新聞を衰退させてしまうことは、新聞人としての社会的使命を放棄するに等しい。だからこそ、若い人々の新聞を世に送ったのです。

http://www.sankei-express.com/about/index.html


「活字ジャーナリズムは、民主主義や自由・人権をはぐくみ、守ってきました。その一端を担っている新聞」の中に『産經新聞』も入っているのかどうか知りませんが、てゆーかあまり入っていない様な気もしますが、まあとにかく、産經新聞としては、「新聞」が「衰退」していると言いたいそうです。産經新聞社が「新聞」と言ったら、これはもう『産經新聞』のことでしょう。それが「衰退」していると。

思わず、だからどうした、などと間の手を入れてしまいそうになりますが、「だからこそ」、と来たもんだ。「若い人々の新聞を世に送った」んだそうですから、これは大変だ。何が大変と言って、「若い人々の新聞」てのが「若い人々」が読む新聞なのか、「若い人々」が作る新聞なのかよく分からないところが大変です。

もしかすると「若い人々」が配達する新聞なのかも知れませんが、やっぱり夜明けは眠たいです。そんな曖昧な「若い人々の新聞」ですから、それは「美しい新聞」であります。これはもう仕方がないんですが、創刊当時の世相を反映してしまっています。一文字で表すとすれば「美しい」、そんな時代でした。送り仮名もちゃんと数えて「一文字」です。なんだかわかりませんが、そういう時代だった、てゆーかそういう年だったわけです。そういうことを「若い人々」にも分かっていただきたいものです。

その後、この「若い人々の新聞」は「残念じゃない新聞」になりました。もうなんというか、非常に「残念」です。このネタは千原せいじさんが千原ジュニアさんから貰ったもんですが、それをまた貰ったあたりが喩えようもなく「残念」です。「残念」すぎます。「毎秒残念」の名に恥じない、まさに瞬間ごとに「残念」な「新聞」、それが「SANKEI EXPRESS」なのです。

しかしながら「残念」の「残念」たる所以は、何と最近になってまたもや「美しい新聞」とか言い出したところに尽きます。それはもちろん美しい糞男が自民党の総裁になったもんですから、また使えると思っちゃうという、その判断力の甘さなんですが、それを臆面もなく表に出す蛮勇、あるいは恥知らず、要するに自分の見たい物しか見ないという、「民主主義や自由・人権」というお題目を唱えるよりも「活字ジャーナリズム」として致命的な欠陥、それが「残念」としか言いようがない、というところが「美しい」のでしょう。

つーか、はっきり言って、「若き」って何よ。「若い新聞」じゃありません。「若き新聞」です。「き」ですよ、「き」。一体全体いつの時代の出来事なんでしょうかこれは。創刊から、もうすぐ6年経ちます。6年といったら小学1年生が中学に上がるくらいの年月ですが、産經新聞社ときたらその間の時間を、「美しい」という形容詞をもう一回使えるかどうか待っていただけなんですから、これはもう信じたくない人は信じなくても構いませんし無理もありません。

もっともこの「若き」新聞、「イチオシ記事」が「世界に挑む老舗高級懐石「菊乃井」がロンドン・シティー進出」なんだそうですから、一体誰を相手にしているのか、「若き」が似合う、てゆーかつまりはっきり言えば要するに下半身ばっかり若い人たちですが、それもバイアグラのおかげで、そういうターゲットにアピールしようとしている、てゆーか結局はそういう人たちしか読んでくれないようです。

つまりこれは従来の『産經新聞』の読者層と完全に重複することになるようで、そうなると読者に取っては二重の負担です。『産經新聞』の、そのまた劣化版を読まされる読者はきっと鷹揚というか、器が大きいというか、そんな立派な人たちなんでしょう。単に金が余っているだけなんじゃないかと思いますが。

とはいえ、こんなところにも教訓というものがあるのかも知れません。それは産經新聞社が社運をかけて自民党に垂れる教訓なのです。それは従来のマーケットを大切に、お客さまを裏切らない、ということです。自分を見失ったウンコたれ自民党は、橋下さんなんかに引きずられて今までの大切なお客さまを裏切ることになりはしないでしょうか。そうなれば、それはそれで構いませんが、それはそれで自民党に取っての危機といえば危機です。他の誰にも関係ありません。もっとも「若き」人々には興味津々たるものがあるのかも知れませんが、「若い」人々にとってはどうでもいいことだったりします。その意味でいうならば、僕は「若き」ではなくて「若い」の方に入るみたいですので悪しからずヤングだぜ。

自民党総裁、改憲を衆院選争点に 京都・綾部で講演


 自民党の安倍晋三総裁は30日、京都府綾部市で講演し、次期衆院選で憲法改正を争点の一つにしたいとの意向を示した。改正の発議要件を衆参両院とも3分の2以上と定めた憲法96条に関し「たった3分の1を超える国会議員の反対で発議できないのはおかしい。そういう横柄な議員には退場してもらう選挙を行うべきだ」と述べた。

 沖縄県・尖閣諸島をめぐる問題については「自民党政権時代には、中国はこれほど露骨に野心を示さなかった」と民主党政権の外交政策を批判。中国に対抗するには日米同盟の強化が必要として、集団的自衛権行使を禁じる憲法解釈の見直しを重ねて訴えた。

2012年9月30日 共同


身内ばかり、動員ばかりの講演会はバカ発見イベントです。仲間内では改憲に反対する人は「横柄」なのかも知れません。「若き」人々にはそういう言い方がウケるんでしょう。もっとも電子辞書によると「横柄」というのは「いばって、人を無視した態度をとること。無礼、無遠慮なこと。また、そのさま。」なんだそうですから、どっちが「横柄」なのかよく分かりません。

そんな「横柄な」国会議員、全議員の3分の1が「たった」なのかどうかわかりませんが、改憲なんかを争点にしていると自分が「たった3分の1」になる虞れもありますので今から楽しみです。安倍さんの家は余裕があるからいいのかも知れませんが、一般の国民は火の車ですからそういう政治向きの話はウケません。まあ、自糞党が政権を取った暁には、みんな今頃のことを振り返って、あの頃は余裕があったなあ、なんてことになるんですから、そうするための改憲なら確かに今のうちではありますが。


posted by 珍風 at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。