2012年10月26日

無修正ネガが流出!ついに晒される美人女優の恥部痴態

飯塚事件:ネガから元死刑囚と異なるDNA 弁護団発表


 福岡県飯塚市で92年、女児2人が殺害された「飯塚事件」で、死刑が執行された久間三千年(くま・みちとし)・元死刑囚(執行時70歳)の再審請求をしている弁護団は25日、被害者の遺体などから採取された血液のDNA型鑑定に使われたネガフィルムを解析した結果、久間元死刑囚とは異なるDNA型が見つかったと発表した。

 再審弁護団は同日、「真犯人のDNA型」とする意見書を福岡地裁に提出。弁護団によると、福岡地裁は検察側に対し、ネガを保管していた警察庁科学警察研究所(科警研)に他の資料が残っていないか調査するよう勧告した。

 飯塚事件では再鑑定できるだけの試料が捜査時に使われて既になく、DNA型の再鑑定は不可能。再審の可否を検討する福岡地裁がネガの解析結果をどう判断するか注目される。

 確定判決では、久間元死刑囚のDNA型と被害者の遺体などから採取された血液のDNA型の一致が有罪の証拠の一つとなった。弁護団は「ネガの解析結果は元死刑囚の無罪を示す決定的な証拠」と主張している。一方、福岡地検は「鑑定の内容に誤りはない」としている。

 ネガは科警研が「MCT118」法と呼ばれる手法でDNA型を鑑定した際の資料で、今年2月に福岡地裁が取り寄せ、弁護団が9月に複写して専門家に解析を依頼。今月23日に同地裁に鑑定書を提出し、25日に同地裁であった検察、裁判所との3者協議で内容を説明した。

 久間元死刑囚の型は、MCT118法で「16−26」型とされている。弁護団によると解析の結果、被害者の遺体などから採取された血液に「41−46」型が見つかった。一方、「16−26」型は、犯人の血液が混じる可能性がない試料からも出ていたり、不鮮明だったとしている。

 弁護団は「ネガは証拠として提出されず、『41−46』型が現れた部分を意図的に除いた現像写真だけが提出された。科警研による隠蔽(いんぺい)行為だ」と主張。福岡地検は「ネガも証拠として提出している。写真は書面のサイズの問題で一部を切り取っただけで、隠蔽ではない」と反論している。【遠藤孝康、川上珠実】

2012年10月25日 毎日新聞


これは「ネガも証拠として提出している」ことではなく、「書面サイズの問題で」「『41−46』型が現れた部分を意図的に」「切り取った」ことが問題なんでしょう。この検察トリックに引っかかった司法にも、鑑定について充分理解していたとは言い難いところがありますが、いかにもマズかったのは、「よく分かんないけど検察の言う通り死刑にしとけば無難」という判決を出してしまった点でしょう。

久間さんが冤罪でぶっ殺されたのがちょうど4年前の明後日ということになりますが、当時は同じMCT118型による鑑定の結果有罪とされた足利事件について、鑑定それ自体の問題点が指摘されつつあった頃でしたから、いくら殺すにしても久間さんを殺すのは良くないのではないか、誰か他の人はいなかったのか、などと言われていたものです。

事実、殺害後の12月19日は足利事件の再鑑定が決定し、翌年の6月4日には菅谷さんは釈放されます。このとき、最高検では旧式の鑑定法による事件について、証拠を保存するように指示を出しています。

<足利事件>菅家さん釈放 同時期のDNA鑑定、最高検が証拠保存指示 再審請求に備え

 菅家さんを釈放した異例の事態を受け、最高検は4日、足利事件と同時期にDNA型鑑定した事件について、被害者の着衣など関連証拠を保存するよう全国の地検に指示する方針を明らかにした。足利事件以外で再審請求が出た場合に備えるためという。

 4日、記者会見した最高検の鈴木和宏刑事部長は、保存の対象について「旧型のDNA鑑定をした事件。今の鑑定のような精度の高いものは除く」と述べ、範囲を限定する考えを明らかにした。「一両日中に指示する」としたうえで「何年前のものまで保存されているかは分からないが、残っているものを保存する」と説明した。

 また同日、伊藤鉄男次長検事をトップに最高検検事ら数人で構成する検証チームを設置した。鹿児島県議選を巡る買収事件と富山県の強姦(ごうかん)事件で冤罪(えんざい)が判明した07年以来の異例の措置で、全証拠・記録を調べ、原因を究明し問題点を明らかにする。菅家さんは任意捜査段階の91年12月、自白し、1審第6回公判の92年12月、否認に転じるまで自白を維持しており、なぜ認めたかが検証のポイントになる。【岩佐淳士】

2009年6月5日 毎日新聞


とは言っても飯塚事件についてはその数少ない「証拠」も残っていませんし、何よりも本人を闇から闇へ、というようりは大っぴらに葬って処分処分すっきりウキウキWatchingしてしまった後ですから、一番自信のない事件についてはひとまず安心、といったところでありましょう。

ちなみに同じ日に最高検では菅谷さんがなぜやってもいない罪を認める自白したかを「検証」するチームを作った様ですが、笑止千万なことであります。今頃この「チーム」が何をしているのか知りませんが、最近の「PC遠隔操作事件」における「自白」状況を見るに、どうやら検察としての「検証」がそれなりに実を結んでいるようで、残念なことです。

もっとも、飯塚事件では自白がないかわりに検体もないので再鑑定が出来ません。実にこの点が検察にとっては最大の強みなんですが、実は判決でもDNA型鑑定にはそれほどウェイトを置いていません。それはむしろ状況証拠を積み重ねることによって警察/検察の「思い込み」に迎合した、典型的な冤罪判決なのです。

そんなわけで弁護団が提示するのはMCT118型鑑定の誤りではありません。ここで言われているのは鑑定結果の検察による意図的な隠蔽であり、そうでなければ裁判所による重要な証拠の見落とし、あるいは誤認です。前者であれば、検察による証拠隠し、証拠の操作を僕たちはいやと言うほど知っていますし、後者であれば、それを見抜けず、見抜こうともしない裁判所の無能頽廃ぶりも、これまたもうすっかりおなじみの現象です。

ですからここでは死刑制度については何も言わなくても良いでしょう。死刑制度を原理的に否定するならもちろん、支持するとしても、こんな連中に人の命を弄ぶことを許すのは甚だしく思慮に欠けることであると言わざるを得ません。もっとも、それならどんな連中にやらせれば良いのか、と言われても困るわけですが、死刑拡張論がその根拠としている「人命尊重」は、現場では常に裏切られます。とはいえ、「論」の根拠と「制度」のそれとは、実は全く関係がないんで、他人の命なんかどうでも良いんですけど。


posted by 珍風 at 15:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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