2012年12月05日

宇宙へ飛び出せ!火星研修生

<維新の会>最低賃金廃止を修正 衆院選公約


 日本維新の会が衆院選公約の付属文書・政策実例に掲げた「最低賃金制の廃止」を、「市場メカニズムを重視した最低賃金制度への改革」に改めていたことが分かった。野田佳彦首相が「格差拡大の政策」と指摘するなど各党から批判が相次いだことから修正したという。



 維新が先月29日、公約「骨太2013−2016」とともに発表した政策実例で、最低賃金制度の廃止を明記する一方、最低限の生活を保障するために一定の現金給付を設けることを掲げていた。浅田均政調会長(大阪府議会議長)は4日、記者団に「誤解を生まないように文言を変えた」と説明した。【平野光芳】

2012年12月4日 毎日新聞


「市場メカニズムを重視した最低賃金制度」って具体的にどうゆうの?とは敢えて問いますまい。まあ、どのくらい「重視」するのかにもよるわけですが、「市場メカニズムを重視」したら「最低賃金」は下がることはあっても上がることはありません。「誤解」の余地はほとんどないわけですが、おそらく「制度」が存在するんですからいくら何でもマイナスにはならないだろう、という程度の話でしょう。まさに「文言を変えた」だけであって、公約を「修正」したわけではありません。

もっともそれは、「各党から批判が相次いだ」からではないでしょう。どっちかというと、橋下さんと違って自腹で戦っている候補者から、何とかごまかしがきく様な言い方に変えてくれないか、というような切実な要望があったのではないか。全然誤魔化せていないわけですが。いずれにしても候補者連中のほとんどは選挙が終わったら最低賃金で働きながら借金を返したりしなければならないのでご愁傷様ではありますが、自己責任ですから知ったことではありません。

考えてみれば、あまり考えてもいないんですが、橋下さんがやっていることって、自民党に最低賃金以下、てゆーかマイナス賃金の労働力を供給する様なことなんでしょう。自民党が正社員なら維新はバイト。てゆーか使い捨て研修生でしょうか。選挙に勝ったら正社員登用の途あり。これはつまり先ず隗より始めよ、ということでしょう。なるほど死んだ馬の骨の様な連中が集まっているのも納得がいきます。死んでいるのを良いことに名馬だと言い張っているようですが。

そこで正規非正規共通の敵は「卒原発」なんですが、例によって何を言っているのかわからない。

橋下氏、卒原発は火星旅行と同じ 公示後ツイッター


 日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長は、衆院選が公示された4日昼、日本未来の党が公約した「卒原発」を念頭に「『10年後に原発ゼロ!』と叫ぶのは、『10年後に火星に行くぞ!』と叫ぶのと同じレベル」とツイッターで批判した。これに先立つ衆院選第一声でも、日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事を同様の文言で批判していた。

 総務省は「公職選挙法は、ツイッターを含むインターネットでの選挙運動を認めていない」との見解。これについて橋下氏はツイッターで「バカみたいなルール」と批判。「前近代的な選挙事務すら変えられないような政治家が、国の行政を根本から変えられるわけがない」と決め付けた。

2012年12月4日 共同


なにが「同じレベル」なのか、僕は橋下さんと同じレベルではないのでさっぱりわかりません。橋下さんは、人類は火星には絶対行けないと思っているんでしょうか。橋下さんが念頭に置いているのは昔懐かしいタコ型宇宙人が地球侵略を伺う空想上の赤い星なのかも知れず、そうであれば確かにそんなところに実際に行くのは難しいでしょうけど、現実の火星がどうかというとこれが

NASAが目指す火星への道 有人飛行は“飛び石作戦”で


 米航空宇宙局(NASA)は先ごろ最新の火星探査車「キュリオシティー」を打ち上げた。2012年8月に火星に着陸し、生命存在の可能性を詳しく調べる予定だ。その先に見えてくるのは、人類が火星に旅するという夢への挑戦だろう。

 有人火星飛行にとって最大の障壁は技術ではない。予算だ。かつては国を挙げて月への一番乗りを果たした米国だが、いまや宇宙開発も時の政治経済情勢に大きく左右される。融通の利かない大プロジェクトほど、予算がカットされたらたちまち行き詰まってしまう。そこでNASAの研究者たちが新しい戦略を打ち出した。一気に火星に向かうのではなく、月や小惑星、火星の月フォボスなどを順々に有人探査し、一歩ずつ火星着陸に近づいていく“飛び石型”の計画だ。予算や技術進歩に合わせて中間目的地は柔軟に変更できるし、必要な技術と経験を無理なく蓄積できる。

 総費用を節約するため、大きな力を出せる通常の化学ロケットと、探査機「はやぶさ」でおなじみになった省エネ型のイオンエンジンをうまく使い分ける。まず惑星間旅行に使う居住モジュールや物資だけを通常のロケットで低軌道に打ち上げ、イオンエンジンによって時間をかけて高軌道まで押し上げる。

 準備ができたところで宇宙飛行士を打ち上げてドッキング。まず月を上空から探査した後、飛行士は地球に戻り、居住モジュールは高軌道に残しておく。時が来たら再び飛行士を居住モジュールへ打ち上げ、地球の重力を活用する重力スイングバイという方法によって、今度は近場の小惑星へと勢いよく送り出す。惑星間旅行の間は主に省エネ・高効率のイオンエンジンで航行する。小惑星探査の次は同様にして火星の衛星フォボスまで旅し、そして最終的には火星着陸を目指す。

 火星までの途中に燃料などをイオンエンジンで運んでおき、道すがら回収して利用することで費用を節約することも可能という。月、小惑星、フォボスと段階を踏んで進めている間に、必要な技術を順次開発していけるのがポイントだ。最終目的地への到達にすべてをかける従来型の戦略よりも現実的といえるかもしれない。

 この“飛び石作戦”は、これまで木星や土星などへ惑星探査機を送り込んできたNASAジェット推進研究所の科学者が中心になってまとめた。最終的な火星旅行の中間点として、2024年に「2008EV5」という小惑星への旅を構想している。

(詳細は日経サイエンス2012年2月号に掲載)

2011年12月29日 日経サイエンス


行けそうです。問題は「予算だ」。つまり本当にやろうとするかどうかなんだそうで、現在のところ火星有人飛行の優先順位が低いもんですから10年後に火星に行けるようにはなりそうもないわけですが、橋下さんのように何もしないで「フェードアウト」を待っている様では何にも出来ません。てゆーか橋下さんが狙っているのは「脱原発」がフェードアウトすることなんだけど。トゥイッターについては、どうせいつものように下らないことを書いて恥をかくだけなんだから橋下さんだけ禁止した方が彼のためです。


posted by 珍風 at 07:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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