2013年02月06日

武士道でごめんなさい

AKB峯岸さん丸刈り謝罪 欧米メディア仰天 CNN「武士道、軍隊の一面」 BBC「全体主義、戦時下?」


 【ワシントン宮崎昌治】アイドルグループAKB48の峯岸みなみさん(20)が動画サイト「ユーチューブ」に丸刈り姿で登場し、男女関係を謝罪したことを、欧米の主要メディアが次々と取り上げている。「丸刈りは悔悟の念を示す日本の伝統的な方式」と説明しながら、武士道と結び付けたり、「全体主義の国家のようだ」と批判する声を紹介したりしている。

 「若いポップスターが武士道のおきてを破ったら」−。米CNNテレビは4日、東京発で「丸刈り騒動」を報道。冒頭、泣きながら謝罪する峯岸さんの動画を流し、「この丸刈りと謝罪は、サムライが名誉を取り戻そうとしているように見えるかもしれない」と紹介。

 AKB48という「アイドル帝国」は中国、台湾、インドネシアなどに進出する領土的野心も持っているとし、「彼女が破った恋愛禁止という武士道精神は、軍隊のような一面をのぞかせた」と報じた。

 英BBC(電子版)も、AKB48が「日本語で『カワイイ』というキュートさを演出し、日本やアジア各国で大ブレークを起こしている」と紹介。「ファンの幻想を壊さないために男性とのデートを禁じている」とし、峯岸さんが今回の件の罰として降格処分を受けたことも報道。「彼女には恋愛する権利がある」「戦時下や全体主義国家のようだ」という日本国内の批判的な声を取り上げた。

 英紙ガーディアン(電子版)は「丸刈りが悔恨の念を示す日本の伝統的な方法だとしても、20歳の女性がボーイフレンドと一晩過ごしたというだけの“罪”で取る行動としては行き過ぎだ」と疑問視している。

2013年2月6日 西日本新聞朝刊


武士が頭を坊主にして謝罪したなど聞いたことはなく、どうもガイジンは無知で困ります。もっとも、それほど言葉の正確な用法に目くじらを立てる必要もないのかも知れません。アチラでは「武士道」という言葉で、極東の野蛮国の奇妙奇天烈な風習の理解し難い側面を表現しているのかも知れません。たしかに、そう言われてみればそんなモンかも知れません。実際、「武士道」は日本国内ですらエキゾチックです。

そうすると秋元さんの「領土的野心」はアメリカやイギリスの方まで射程に入れることが出来そうです。「Samourai」はもはやアラン・ドロンだけのものではありません。キュートでキンキーな「サムライ・ガールズ」がヨーロッパで切腹ショーのツアーを行うのもそんなに遠い日ではないことと思われます。

この日本特産品は次に柏木由紀さんを用意しているんだそうで、なんでも峯岸みなみさんや明日花キララさんと一緒になってセレッソ大阪の人と合コンをやっていたという話ですが、しかし坊主の次はどうしたら良いのか。とりあえず四肢切断だな。

森美術館館長
  南條史生殿
  謹啓
 私たちは貴館において現在開催されている「会田誠展 天才でごめんなさい」に関して、以下の抗議文を提出するとともに、今回の展覧会に関して、貴館のご意見を直接おうかがいしたく話し合いの場を持っていただくよう強く申し入れします。

森美術館への抗議文

 貴美術館が現在公開している会田誠展において展示されている「犬」シリーズなどの一連の作品に対して、またそれらを公開している森美術館に対して、私たちは以下の強い抗議の意志を表明します。
 この「犬」シリーズで描かれている少女たちは、全裸で四肢を切断され(両手は手首より先が、両足は膝より先が切断されている)、その切断部分に包帯が巻かれた状態で、首輪をつけられ、四つんばいなどの姿勢をとらされ、作品名もずばり「犬」となっています。さらに、これらの作品の中で少女は微笑んでおり、このような性的拷問を楽しんでいるように、あたかもそれが自分にふさわしい扱いであるかのように描かれています。またこの「犬」シリーズ以外でも、少女が食べ物として体を開かれ、焼かれているもの、大量の少女ないし女性がジューサーの中でつぶされているもの、などが多数展示されています。
 これらはまず第一に、作画によるあからさまな児童ポルノであり、少女に対する性的虐待、商業的性搾取です。日本の児童ポルノ禁止法においては現在、実写ではない児童ポルノは違法とされていませんが、カナダ、EU諸国、オーストラリアなどの主要先進国においてはすべて、これらは違法な児童ポルノとして処罰の対象になっています。日本でもやがて違法とされるでしょう。このようなものを貴美術館は堂々と公開しており、これは少女に対する性的搾取に積極的に関与するものです。
 これらは第二に、少女=女性を全裸にしたうえで四肢を切断し首輪をつけて犬扱いしており、女性を最も露骨かつ暴力的な形で性的に従属させ、人間以下の性的玩弄物、性的動物として扱うものです。これは、描写を通じた性暴力の一形態であるとともに、すべての女性の尊厳を著しく傷つける下劣な性差別行為です。作者あるいは貴美術館はこのような表現を通じて社会の常識や権威に挑戦しているつもりかもしれませんが、実際にはそれは、少女および女性一般を性的に従属的な存在として扱っている社会の支配的価値観に全面的に迎合し、それをいっそう推進するものに他なりません。それは反権力どころか、権力の露骨な行使そのものです。
 第三に、これらの作品は、四肢欠損などの身体障がい者に対する差別と侮蔑の行為です。先天的であれ後天的であれ四肢ないしその一部を失っている人々を全裸にして犬扱いすることが許されるでしょうか? これのどこが反権威や反権力なのでしょうか? あなた方は、これらの作品を当事者が目にすることで、どれほどの深い衝撃と精神的ダメージを受けるかを想像したことがあるのでしょうか?
 第四に、このような二重三重に差別的で暴力的である諸作品を、森美術館のような、公共性をもった施設が堂々と公開し、宣伝し、多数の入場者に公開していることは、このような差別と暴力を社会的に公認し、それを積極的に正当化することであり、社会における少女の性的搾取、女性に対する暴力と差別、障がい者に対する侮蔑と差別を積極的に推進することです。たとえば、アメリカやヨーロッパの美術館で、四肢を切断された黒人が奴隷服を着て犬扱いされ、それを肯定するように微笑んでいる「作品」が堂々と公開されることなどありうるでしょうか? あなた方がやっているのはそういうことです。
 第五に、作品の中には、少女の局部をあからさまに描写しているものもあり、これは刑法のわいせつ物頒布罪ないしわいせつ物陳列罪にあたる可能性があります。これらの作品は18禁部屋として特設コーナーに入ってはいますが、広く公開されていることに何ら変わりはありません。また18禁コーナー以外でもキングギドラの頭部が女性の局部に挿入されている作品などがあり、子どもでも鑑賞することのできる状態で展示されており、これは青少年健全育成条例違反にあたる可能性があります。また、「犬」シリーズを含む諸作品は、森美術館の正式のホームページに掲載されており、それは何らゾーニングされておらず、子どもでも簡単にアクセスできるものです。
 私たちは、以上の観点から、森美術館による今回の展示に強く抗議するとともに、女性の尊厳を著しく傷つける諸作品の撤去を申し入れます。また、私たちは、森美術館の児童ポルノ推進的立場、その性差別性と性暴力肯定的姿勢、障がい者に対する差別推進の姿勢について、今後も広く世間に問題提起していく所存です。
 つきましては、森美術館としての考え方を直接おうかがいしたいので、1月下旬から2月上旬にかけてのいずれかの日に2時間ほどの時間をとっていただいて、話し合いの場をご設定ください。場所と時間帯はそちらにお任せします。ご連絡をお待ちしています。
2013年1月25日
         ポルノ被害と性暴力を考える会(PAPS)世話人

                横田千代子(婦人保護施設施設長)

                森田成也(駒沢大学非常勤講師)

                宮本節子(フリーソーシャルワーカー)

                湯澤直美(立教大学教員)


合田さんは東洋の奇妙な風習を過激に表現したようですが、曲がりなりにも「アイドル」ということになっている芸能人が頭髪とはいえ身体の一部を切断されて衆目に晒されるという事態はその「天才」をわりと手軽に凌駕してしまった模様です。これほど「芸術」の無力を感じさせる事態もないわけですが、芸術家よりももっと無力で圧力に屈しやすいのが美術館なわけで、無力な対象を選んで活動している「ポルノ被害と性暴力を考える会」のおかげで、箔がつくのは合田さんの方なんですから有り難い話です。

まあ、プロの柔術家が「性暴力」を行使しようが20歳のお嬢さんの頭が坊主になろうが関係ない「ポルノ被害と性暴力を考える会」は、このような抗議を通じて社会の常識や権威に挑戦しているつもりかもしれませんが、実際にはそれは、少女および女性一般を性的に従属的な存在として扱っている社会の支配的価値観に全面的に迎合し、それをいっそう推進するものに他なりません。それは反権力どころか、権力の露骨な行使そのものです。

しかし考えてみれば抗議されているのは合田さんではなくて森美術館の方で、つまり「展示」することが「問題」だと言っているわけです。展示して公開することが良くない。逆に言えばアジアの東の端の土人共の間で何が行なわれていようとも、隠蔽されていれば問題ない、というのがこういう人たちの立場です。

これはAKBのポルノ商品としての構造と同じで、「恋愛禁止」ったって人間だものヤルことはヤルに違いないわけですが、隠蔽されていれば問題ないのです。しかしそこでは「恋愛禁止」という「掟」が、AKBをあからさまな性的対象として提示することになっています。それは「ヤレない性対象」であって、誰とも性行為を行なわないことによって全ての人の性的対象となっているわけです。ところが、「恋愛」はやって見せることが出来ますが「恋愛禁止」はそれ自体として提示することが出来ません。そこで仕方がないので時々誰かが「恋愛」をする必要が出てくるのです。つまり隠蔽されていれば問題はないんですが、隠蔽されていては意味がない。昔の「アイドル」では本当に隠蔽されていたんですが、そこでは「禁止」すら明示化されていなかった。今では「禁止」が明示されなければならないわけで、禁止は侵犯によって表現されることになります。「仕事らしい仕事といえばスキャンダルしかない」と書いたのはその意味で、決してバカにしているわけではありません。

バカにされているとはいえ、しかし考えてみれば大変な仕事です。カメラが停まれば明日花キララさんの仕事は終わりますが、明日花キララさんが余暇にやっていることもAKBにとっては大切な仕事の一部なんですから休む暇がありません。むしろ「余暇」の活動の方がポルノ商品としての価値を作り出しているんですから、「従属」「搾取」は絵に描かれた女の子の比ではありません。もっとも、かの「武士道」の国の「芸能界」では、そんなことは比較的当たり前のこととされているのです。24時間ベッドの中でも業務に勤しむ彼女たちは、奴隷労働者の慰めとなっているに違いありません。オカズとかそういう意味ではありませんが。


posted by 珍風 at 07:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。