2013年05月22日

社会のための少女姦

自公が児童ポルノ禁止法改正案 わいせつ画像「所持」禁止


 自民、公明両党は21日、子供のわいせつな画像や写真の「所持」を禁止するための児童ポルノ禁止法改正案を議員立法として来週中に提出することを決めた。日本維新の会を含む3党の共同提案となる見通しで、今国会中の成立を目指す。

 改正案は「性的好奇心を満たす目的」の所持には1年以下の懲役、または100万円以下の罰金を科す。インターネット上の児童ポルノ閲覧の制限措置も検討規定として盛り込んだ。

2013年5月21日 MSN産経ニュース


維新がこれに乗るのであれば児童ポルノの「必要性」の定義について法案に書き込むことが必要でしょう。橋下さんは「必要」であれば女性であろうが児童であろうがその権利を大幅に制限し、無視し、蹂躙するのにためらいのない人であるだけに、ここんところをはっきりさせておかないと「必要だから」と言い張って単純所持規制であろうが児童売春であろうが強姦殺人であろうが「ロジック」の切り替えで正当化されてしまいますから、法が有名無実化される虞れがあります。

まあ橋本さんばっかり目立ってズルいわけですが、元はと言えば彼は敬愛する危ない核装備廃人の「侵略」否認を擁護しただけで、いわばその後にちょっとしたコメントを付けただけです。その尻馬に乗って自分で勝手にどっかに行っちゃった人もいますが、それはともかく、始まりは自民党ですから、もっと表に出て威張って良いと思います。

そんな自民公明維新の事ですから、国民の平等な権利というものを常に重視しています。女性や児童だけでなく、男性や成人の権利も規制しなければなりません。てゆーかその点に性別や年齢による区別はないのであって、そもそも人権などというものは存在しないというのがこの人たちの基本的な立場であることは彼等の「憲法」である「改正案」を見れば明らかです。

「画像や写真」の取締は「児童の権利」を保証することを目的としていません。高市さんなどはこの点明確であって、それは「社会的法益」なのです。「社会的法益」については、個人的には良くもまあこんなものが野放しになっているもんだと思わないでもありませんが、それがないと色んな法律が説明不可能になるのでついつい使ってしまうとはいえ、「社会」と言ってみたところで法益の帰属主体が少しでも明確になるかと言うとそんな事はないわけで、単に名前を付けただけ、ということにしかなっていないという何とも不様な概念であります。

実際のところある種の犯罪については保護法益に関する解釈が変わって来ており、個人的法益で解釈されるようになっています。驚くべきことに強制わいせつがかつては社会的法益で説明されていたんですが、今日では個人的法益たる性的自由を侵害するものと解釈されています。そればかりではなく、例えば「セクシャルハラスメント」というようなコンセプトも刑法の「わいせつ」概念を個人的法益として再定義し、個人の手に取り戻そうという動きとして考えることができるでしょう。

児童ポルノ禁止法の改定案はこのような動きに逆行するものであるといえるでしょう。むしろここで新たに「社会的法益」のための立法を行うとするならば、一般的な「社会的法益」の乱用に道を開くものとなります。自民党の「憲法」とやらがの基本的なコンセプトがそもそも社会的法益概念の最大限を超えた拡張に他なりませんが、これはまさに「コドモをダシにした」改憲の先取りです。

もちろんこのような謙抑とは正反対の態度で書かれた法律ですから、うっかりやびっくりが満載です。「所持」に対する処罰などは好意的に見ても時期尚早ですが、電子的なりすましを見破ることが出来ないことが明らかな状況で敢えてこのような立法を行うとすれば、これは冤罪発生装置として故意に組み込まれたものであると言わざるを得ません。

ちなみに冤罪の存在は権力の失点にはなりません。冤罪の恐ろしさは誰がいつその犠牲となるか分からない点にありますから、国家が故意に冤罪を作り出すことは、全般的な恐怖政治をもたらすために「必要」とされます。冤罪はあればあるほど良いのです。まあ理由もなく罰金を取られたり別荘にご招待されるのが普通になってしまうと効果がなくなりますから、そうやたらとやるわけではありません。問題は冤罪のためにちょっとした児童ポルノの制作が「必要」となることなんですが、お国のためですから少女たちには挺身してもらいましょう。
posted by 珍風 at 07:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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