2013年05月24日

労働者のブルジョワ的自由

隣の奥さんが旦那さんに毎日殴られているので見かねて止めに行ったら旦那さんに首根っこ掴まれている奥さんが

連合 賃上げに政府介入は反対


連合の南雲事務局長は東京都内で記者団に対し、甘利経済再生担当大臣が賃金の引き上げを実現するため、経済界と労働界、それに政府による会議の設置を検討する考えを示していることについて、賃金の引き上げに政府が介入すべきではないとして、反対する考えを示しました。

甘利経済再生担当大臣は、賃金の引き上げをできるだけ早く実現するため、経済界と労働界、それに政府による会議の設置を検討する考えを示しています。

これについて、連合の南雲事務局長は東京都内で記者団に対し「政府が経営側と労働側を集めて何をしたいか情報がないので何ともコメントしようがない」と述べました。

そのうえで、南雲氏は「賃金引き上げは、もともと長い労使関係の中で真摯(しんし)に論議が行われてきたものだ。労使の自治に政府が介入することは反対だ」と述べ、会議の設置に反対する考えを示しました。

2013年5月23日 NHK


「労使関係の中で真摯に論議が行われてきた」結果年収100万円も夢ではなくなってきたわけですが、連合さんの鮮やかなパフォーマンスです。労働側の非協力的な態度によって賃上げはしなくても良くなりました。奴隷どもが文句をこくかも知れませんが、そんなときのための連合ですから何とかしてくれるでしょう。それは甘利さんや経済界の知ったことではありません。

それにしても「賃金の引き上げに政府が介入すべきではない」というのは、いくら頼まれて言っていることだとしてもメチャクチャな話です。連合さんはおそらくご存じないかと思いますが、実は日本には最低賃金というものがあって、http://www.jtuc-rengo.or.jp/roudou/chingin/saiteichingin/それには政府は「介入」しまくりです。なにしろ「最低賃金法」などという法律があるんですから「介入」どころの騒ぎではありません。

まあ連合さんのことですから、最低賃金とかそういう「レベル」の話をしているんじゃないでしょう。きっともっと高い「レベル」の話しなんだと思われます。気持ちは分からないでもありませんが、賃金が完全に「労使の自治」で決定されるという話なら、最低賃金を廃止しろと言っている人と同じですから、去年のこんな古臭い文書などさっさと削除されるのが賢明でありましょう。

連合はこの「最低賃金審議会」に労働者側代表として委員を送っており、最低賃金でも生活が可能な水準となるよう、毎年の金額引き上げに力を注いでいます。
http://www.jtuc-rengo.or.jp/roudou/chingin/saiteichingin/


むしろ連合さんはこんな風に遠慮なんかしないで、誘われたらホイホイとついて行って、もういいから帰れと言われても帰らないくらい徹底して朝までおつき合いすべきでしょう。相手は政府と財界ですから仲好くしたって仕方ありません。嫌われて上等です。事あるごとに口を挟み、無視されたらもっと大きな声で喋りましょう。それでもダメなら仲間を連れて来ちゃえ。1億人のビンボー人がついています。

そのはずだったんですが、御用組合のナショナルセンターの仲間は政界と財界なので会議を流すための大見得を切ってしまいました。でもやっぱり後の2人に馬鹿にされているのに気がつかないのには困ったもんです。これで自ら労組不要論を呼び寄せてしまうんですから歴史的な間抜けであると言って良いでしょう。むしろ要らないのは労働者の団結を妨げる装置である連合さんでありましょう。どっちにしても連合の負けですが、労組なんてものは不要だの有害だのと言われるくらいでなければ甲斐は在りません。誰が言うかにもよりますが。
posted by 珍風 at 09:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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