2013年04月13日

感じやすいの濡れやすいの太いミサイルもずぼずぼ

TPP参加、日米合意 農業「聖域」確約なし 自動車、保険で日本が譲歩


 日米両政府は12日、環太平洋連携協定(TPP)をめぐる事前協議を終え、日本が交渉参加することで合意した。甘利明TPP担当相が同日夜の記者会見で、米国が日本車の関税を当面維持することなどを盛り込んだ合意文書を発表した。ただ、日本が「聖域」を主張する農産品について合意文書は「敏感な問題がある」との認識を示すのにとどまった。米政府は近く、日本の交渉参加を米議会に通知、90日間の検討期間を経て、日本は7月にも交渉に参加する。交渉は難航が予想され、道内農業が深刻な打撃を受ける恐れがある。

 安倍晋三首相は同日夕に官邸で開かれたTPP関係閣僚会議で、「日米合意は国益を守るもので、国家百年の計だ。経済的メリットに加え、安全保障上の大きな意義がある」と強調。会議終了後、「本番はこれからだ。早く正式に交渉参加し、日本主導でTPPのルール作りを進め、国益の増進を図りたい」と記者団に語った。

 合意文書では、日本車の輸入増加を懸念する米自動車業界に配慮し、「(米国の自動車関税は)段階的な引き下げ期間によって撤廃され、最大限に後ろ倒しされる」と明記。米側が日本車にかける現行関税(乗用車2・5%、トラック25%)は当面据え置かれる。

 保険や食の安全はTPP交渉と並行して協議する。ただ、米側が警戒する日本郵政グループのかんぽ生命保険は、外資系を含む民間保険会社と対等な競争条件を確保するため、事業拡大を当面凍結する。

 かんぽの新商品発売については、麻生太郎金融相が同日の会見で、「数年かかる」と述べた。

 一方、合意文書は、日本の農産品について一定のセンシティビティ(敏感な問題)があることを認定した。日本は農業分野でコメ、麦、牛・豚肉、乳製品、甘味資源作物の重要5品目を関税撤廃の例外とするよう求めていくが、今回の合意では確約は取れなかった。

2013年4月13日 北海道新聞


日本側の「聖域」については「センシティビティ」なんだそうですが、そういう感じやすいところはアメリカにもあるんだと言っています。それでアメリカの自動車関税撤廃が「最大限に後ろ倒しされる」かわりに日本は様々な分野であーしろこーしろと言われて「合意」してしまいました。日本の敏感なところには特に何も無しです。ちなみにアメリカさんといえば「センシティビティ」にモザイクもかけないで丸出しのスッポンポンにして突っつきまくることで知られているのです。

ずいぶんとまあ一方的に「譲歩」させられる「合意」でありまして、分かっていたとは謂え、いきなりこれかよ、と腹を立てる人も多いことでしょう。特にマズかったのが「安全保障上の大きな意義」などと口走ってしまった点で、これではまるで「安全保障」上の問題がTPPのために演出されたのを認めたのも同然であります。悔しかったら東京に核ミサイルを落としてみろ。

もっとも「経済的メリット」が全然見えないんですから仕方がありません。何かメリットがないか、何かあることにしないといけない。しかしこれでは単に「安全保障」代金として相当にボラれる、と言明しているに過ぎません。それにしてもセコムに払うお金が多すぎてごはんが食べられないんでは困るわけで、支払い相当の効用があるもんなのかどうか、今一度再考する必要がある、ということにいやでも気がついてしまいます。

とはいえ「国益を守る」と言っている以上は「国益」を守るんでしょう。きっと日本のどこかにTPPで守られるような「国」があって、僕なんかが住んでいる国とは違うところらしいです。でも全然違わないので請求書だけ回って来る、てゆーか何の「障壁」もないのでありとあらゆる損害がこっちに回って来ることになっているんですが、それでどっか知らない「日本」の「国益」は守られるというわけで、それはアメリカでもどこでも同じでしょう。世界は水平に分割されているから国境はないというのが自由貿易です。
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2013年04月11日

特定ネズミ保護法案

秘密保全法案:政府、秋の臨時国会に提出方針


 政府は31日、外交や公共の安全などに関する機密情報を漏えいした公務員を処罰する秘密保全法案を今秋の臨時国会に提出する方針を固めた。民主党政権は法案の国会提出を見送ったが、安倍政権は外交・安全保障政策の司令塔と位置づける国家安全保障会議(日本版NSC)の新設もにらみ厳格な情報保全措置が必要と判断した。

 政府の有識者会議は、日本版NSCを外務、防衛両省などが収集した情報を分析し、政策立案する機関と位置付け、制度設計を進めている。3月29日の会合では政府に情報保全の徹底を求める意見があり、礒崎陽輔(いそざき・ようすけ)首相補佐官が「(日本版NSC設置法案とは別に)法律を制定する方向で検討している」と説明した。

 秘密保全法案をめぐっては沖縄県・尖閣諸島沖で2010年9月に起きた中国漁船衝突事件のビデオ映像が流出したのをきっかけに、民主党政権が議論を開始。「国の安全」「外交」「公共の安全及び秩序の維持」の3分野から国が「特別秘密」にあたると判断した事項を指定し、漏えいした公務員らに最高で懲役10年の罰則を科すことを検討した(2013年3月31日 毎日新聞)というのが一般的な見方だ。ところが実際は、福田、麻生両政権で法制化の地ならしはできていた。

 民主党政権時の秘密保全法制に関する有識者会議が11年8月にまとめた報告書は、福田、麻生両政権時の官僚チームの議論を踏襲している。つまり自公政権で尻切れとんぼに終わったものが、民主党政権に引き継がれたにすぎない。

 さらに言えば、福田、麻生両政権に法制化の検討を促したのは、小泉政権末期の06年6月、自民党の「国家の情報機能強化に関する検討チーム」がNSCの設置を求めた提言だった。そこには「国家の秘密に接する全ての者に秘密保持を義務づける法体系の新設・整備を行う」と明記してあった。NSCの創設を名目に、情報統制の網をかぶせようというのだ。

 しかし、第一次安倍政権ではNSCの創設は果たせなかった。安倍首相が復活した今、NSCと秘密保全法がセットで推進されるのは当然の流れといえる。

 NSCとともに、安倍政権の外交・安全保障政策の目玉である「国家安全保障基本法」。政府の憲法解釈で禁じられた集団的自衛権の行使を認める同法案でも、秘密保全法案の必要性が強調されている。自民党案には、「秘密が適切に保護されるよう法律上、制度上の措置を講じる」とある。

 民主党政権では秘密保全法案を突破口に、「戦争できる国」へと突き進むことが懸念された。一方、安倍政権の秘密保全法案は、安保基本法案のような「戦争立法」にがっちりと組み込まれている。その背後には、1980年代のスパイ防止法案の廃案以降ずっと機会をうかがって来た官僚の執念が見え隠れする。01年の米中枢同時テロに乗じた日米軍事情報の保護強化の延長と見ることもできる。(2013年4月8日 東京新聞)

 しかしメディアの取材規制につながり、国民の「知る権利」を侵害するとの批判が強く、法案化に至らなかった。政府は名称を「特定秘密保全法案」とし、民主党案の骨格を踏まえて検討する考えだが、どの範囲の情報を処罰対象とするかなど課題は多く、法案化には時間がかかる見通しだ。(2013年3月31日 毎日新聞)

 全国市民オンブズマン連絡会議(名古屋市)事務局長の新海聡弁護士…らが昨年3月、法案の内容や関係省庁間の協議文書の開示を請求したところ、「未成熟な情報に基づく混乱を生じさせるおそれがある」として大部分が開示されなかった。

 それでも、分析して分かったことはあった。

 法案は昨年3月時点で完成し、同4月には逐条解説案や用例集案まで用意されていた。法案の仮称は「特別秘密の保護に関する法律案」。 (2013年4月8日 東京新聞)


何だかわかり難いですが、折角2012年の3月には出来ていた法案の、「特別」を「特定」に、「保護」を「保全」に変更するのに1年かかった模様です。用語の変更に官僚によるブラッシュアップが見て取れます。あとは情報を小出しにして馴れさせながらタイミングを計るわけですが参院選の争点にはしない予定です。

「戦争できる国」が直ぐに戦争を始めるわけではありません。戦争をやったほうが良いかというと、実際にそのように判断される局面は意外と少ない様です。とはいえこれが「戦争させられる国」ということになれば話は違って来ます。よその国に戦争させて得になるんだったら誰でもそうします。日本の政府は日本の得になるようなことをあまり考えてくれてはいない様です。

まあTPPなんかもあまり日本にとってお得な取引ではない様ですが、だからというわけで「特定秘密保全法案」のターゲットは実はTPPです。核発電所のどうしようもない状況も「特定秘密」でしょうが、TPPにはバレたら困ることが沢山あるようですから、交渉参加に当たっては秘密保護法制の確立が要求されているはずです。

その意味では、「特定秘密保全法案」は「スパイ防止法案」からの流れとは些か趣を異にしていると言うことも出来るでしょう。てゆーか新たな意味づけがなされているのであって、「一般的な見方」で言ってるタイミングにおいてそれが行われています。「きっかけ」として漁船のビデオが流出した、てゆーか汚染水じゃあるまいし放っといたら流出したわけもなく、誰かが何かのために流出させたわけですが、TPPのために軍事的な立法を行うために国家安全保障上の「事象」が必要でした。

先ず何よりもこの法案の存在自体が「特定秘密」だったようで、1年も前から法案が出来ていて、まあちょこちょこ直すところもあるとは思いますが、それでも「法案化には時間がかかる見通し」なんだそうです。まあ30年もやってるんでドラフトが倉庫いっぱいあるんで整理が大変なのかも知れませんが、でも秋には出すと言っていますから時間なんかちっともかからない見通しです。ちゃんといつまでにやる、とはっきり言わないと怒られるんですから。
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2013年04月07日

ドラえもんが何とかしてくれると思った

当時はみんな色々と言いたいことを言っていたもんですが

東京五輪招致の秘密兵器!「ドラえもん」スペシャルアンバサダー


 2020年東京五輪招致委員会は5日、招致スペシャルアンバサダーに「ドラえもん」が就任したことを発表した。現在、8人のアスリートがアンバサダーに就任しているが、キャラクターが就任するのは初めて。今後、招致委員会の公式フェイスブックでの定期的なメッセージ発信、イベントへの出演などが予定されている。1969〜96年まで連載された「ドラえもん」は、国民的キャラクターであると同時に、海外でも人気がある。「クールジャパン」の代表格が、招致成功に一役買うことになった。

2013年4月6日 スポーツ報知


やっぱり人間イザというときは「ドラえもん」です。この世で頼りになるのは「ドラえもん」しかありません。嬉しいにつけ悲しいにつけ「ドラえもん」は心の友であります。たしかに芸術は永く、人生は短い。しかし『ドラえもん』を観ている時間くらいはあるのです。「ドラえもん」がなくて何の人生ぞ、「ドラえもん」は喜びを倍にし、悲しみを半分にしてくれます。

どうも日本の人は誰でも彼でも困った時には「ドラえもん」を呼ぶことになっている様で、考えてみればこんなに悲しみの多い人生は「ドラえもん」なしで切り抜けることは出来ないわけですから笑うべきではありません。「ドラえもん」は物事の真剣さのバロメーターです。簡単にできるようなことであれば、わざわざ「ドラえもん」を担ぎ出す必要はありません。そもそもどうでも良いことであればハナから「ドラえもん」は不要です。本当に困ったとき、もうどうして良いのか分からないとき、心臓の辺りがヘコんだような気がするとき、人は「ドラえもん」のお世話にならざるを得ないのです。

こんなぐやいに、猫も杓子もちっと困ったことがあるってぇと「ドラえも〜ん」とくる、そいつがクールなジャパンだてぇんですが、そいつにもワケってぇもんが、やっぱりあるんだそうで

原作者の世界観守り続け 「ドラえもん」衰えぬ人気


 公開中の「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」(寺本幸代監督、東宝配給)が興行収入三十一億円、来場者数二百九十万人を超えて好調だ。「映画ドラえもん」シリーズは一九八〇年に始まり、この三十四作目で累計動員数が一億人を突破。人気は衰えを知らない。どうしてこれほど多くの観客を集めるのだろう−。 (小田克也)

 「映画ドラえもん」の一〜十九作は、漫画家の藤子・F・不二雄さんが映画用に原作を書き下ろした。

 藤子さんが九六年に他界したため、二十作目以降は、一〜十九作をリメークするか、製作陣がストーリーを新たに考えるオリジナルとなった。大半の作品が後者だ。

 作れば必ずヒットする東宝のキラーコンテンツ。ちなみに二〇一二年、三十三作目の興行収入は三十六億二千万円で、邦画部門の第六位(日本映画製作者連盟調べ)だ。



 最新作(1時間44分)は、鈴をなくしたドラえもんが、のび太たちと、ひみつ道具博物館に捜しに行き、怪盗と攻防を繰り広げる。
 ファンタジーやアドベンチャー、ミステリーなどを組み合わせて構成。前半はドラえもんの鈴や秘密道具など、誰もが知っている話で観客を引きつけ、後半は謎に迫りつつ、ドラえもんとのび太が友情を確かめるクライマックスに向かう。作り方は映画の基本に極めて忠実だ。

 キャラクターや秘密道具、博物館などの絵は緻密かつ豪華。アニメ製作会社「シンエイ動画」の増子相二郎・制作本部長(最新作のチーフプロデューサー)によると、動画は、百分程度のアニメ映画なら一般的に五、六万枚だが、この作品は九万枚に達するという。一枚の絵に多くの要素を詰め込むそうで、手の込んだ絵が人気を保ってきた要因の一つだろう。

 アングルが落ち着いているのも特徴という。サザエさんの食卓の場面のような見慣れたシーンが多く、これも観客の安心感につながっているようだ。

 増子さんは「ドラえもんなら、のび太なら、しずかちゃんなら、この局面でどう行動するか。そこを気をつけている」と話す。

 キャラクターの性格が作品によって変わらないように留意し、毎回、観客の期待どおり動くようにしているという。観客が安心して見ていられる映画づくりを心掛けている。



 毎年、春休みの時期に封切られ、親子連れが詰め掛ける。第一作が公開された八〇年に子供だった人が大人になり、親子で楽しめるのも魅力。通常のアニメ映画より製作費もかかっているそうだ。

 シンエイ動画が全作を手掛け、蓄積を増やしてきたのも大きい。藤子さんから多くのことを学び、それを今に生かす。

 見る者の想像力に委ねるのもその一つ。増子さんは「先生の作品は、あえて落ちをつけなかったりする。想像力に委ねるといいますか…。そこに深い考えがあることに気づかされる。足元にも及びません」と話す。

 「先生の世界観を再確認し、そののりを超えないようにしながらオリジナルやリメークを作っていきたい」と言うように、偉大な原作者の作品に絶えず立ち戻りながら新作に向かうところに、人気を維持してきた最大の秘訣(ひけつ)があるようだ。

2013年4月6日 東京新聞


「先生の世界観を再確認し、そののりを超えない」。これが人気の秘訣なんだそうです。何も足さない。何も引かない。基本は何も変わらない。キャラクターも絵柄も変わらず、「サザエさんの食卓の場面」のような見慣れたシーンが多い。そうすると声優の交代は最大の危機だったわけですが、これを上手く乗り越えた様です。

もっとも、ここでワザと引き合いに出されている『サザエさん』は、「原作者の世界観」とは全く無関係、登場人物のキャラクターも大幅に改変された似て非なるものであるのは当の原作者の保証付きですから、今更連中が福島に出掛けて行っても誰も驚きません。


サザエさんオープニングに福島 県が持ちかけ実現


 【野瀬輝彦】テレビアニメ「サザエさん」のオープニングに、4月から福島県の観光地が登場する。原発事故の影響で県外からの観光客数が低迷。サザエさんの力を借りて福島の魅力を伝えようと、県がフジテレビ側に持ちかけた。

 日曜夜の番組のオープニングで背景に、花見の名所・花見山(福島市)や白虎隊の悲劇で知られる鶴ケ城(会津若松市)、水族館のアクアマリンふくしま(いわき市)などが半年間流れる。放送2200回記念となる4月7日には、サザエさん一家が県内を旅する本編も登場する。

 サザエさんのオープニングアニメは半年ごとに舞台が変わっており、福島の登場は1997年以来、16年ぶり。県は放送委託費として700万円を負担するという。県の担当者は「ぜひ、サザエさん一家のような楽しい旅行を福島で味わって」と話している。

2013年3月27日 朝日新聞


これはもう東芝の作品ですから仕方がありません。あの『鉄腕アトム』ですら、アニメ版に関わった豊田有恒さんのおかげで原発推進に駆り出されることになって、手塚治虫さんはたいそう困ったんだそうですから、「原作者の世界観」などという余計なものは涼しい顔でクールにスルーするのは業界の慣例なのかも知れません。

とはいえアトムのキャラクターに投影された手塚治虫の世界観というものがあって、豊田さんもそこまでは手を出さなかった様ですから、アトムは割と頻繁に真剣に困惑していたりすることのあるキャラクターだったわけですが、だからといって別段「ドラえもん」を召還したりはしていなかった様であります。

いなかったんですからしょうがないんですが、「ドラえもん」さえ来てくれればもう何もかも解決してしまうという「安心感」が『ドラえもん』の肝要なところですから、「ドラえもん」に依頼する人はあまり真剣に困っていないとも、何とも手のうちようがないから諦めているとも解釈できます。「ドラえもんが何とかしてくれる」という言葉は「ドラえもん」の不在を前提としたときに「何ともならない」という意味になるでしょう。それですっかり諦めてしまって、飲むか寝ちまうかしよう、ってのがジャパンの「クール」です。東京で開催されないオリンピックには誠に相応しいと申すべきでしょう。
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2013年04月05日

クルーエルジャパン

国内クリエーター結集を=クールジャパン推進で−政府


 政府は3日、クールジャパン推進会議を開き、食やアニメ、ファッションを「クールジャパン」(格好いい日本)として外国に売り込むための具体策を議論した。民間議員で「AKB48」プロデューサーの秋元康氏は「日本中の優秀なクリエーターにひと肌脱いでもらうべきだ」と指摘。アニメや芸術の関係者に、ポスターやキャッチコピーづくりに無報酬での協力を求めるよう提案した。


 角川グループホールディングスの角川歴彦会長は、日本製アニメの影響を受けた海外のいわゆる「オタク」を教師に起用して「シンガポールやインドネシアなどにクールジャパンを教える学校を10校程度設立すべきだ」と提言。茶道の裏千家家元、千宗室氏は「茶道を学んでいる学生を海外に派遣してはどうか」と提案した。


 推進会議は月内に提言をまとめ、政府が6月にまとめる成長戦略への反映を目指す。

2013年4月3日 時事


クールジャパン推進会議のイケてる皆さんといえば検閲担当の稲田朋美を始めとして

秋元康
 作詞家、プロデューサー
角川歴彦
 滑p川グループホールディングス取締役会長
金美齢
 評論家、学校法人JET日本語学校理事長
コシノ ジュンコ
 デザイナー
佐竹力総
 (社)日本フードサービス協会理事、株濃吉代表取締役社長
千宗室
 茶道裏千家家元
依田巽
 ギャガ椛纒\取締役会長兼社長CEO、

という、どこまで、しかし何に対して本気なのか?という低温ぶりが超クゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ〜ルな、まあ、そういう人たちなわけですが、「茶道を学んでいる学生を海外に派遣してはどうか」などと、涼しい顔でお寒いことをおっしゃるクールなアイツもいれば、「クールジャパンを教える学校」などという暑苦しいシロモノを、東南アジアに作ろうなんてことを思いついた人もいる様です。なんだか涼しそうな会議であったであろうことが想像されるというものです。

まあ海外でアニメーターを養成して、安いことで有名な人件費を更に節減しようというつもりなのかも知れませんが、そんなことは既にやっているし、シンガポールやインドネシアの人件費はそれほど安いわけでもありません。それにどうしてそこの教師がガイジンオタクなのか。何のために誰が得をするのか一向に分からないところが極めてクルクルパーであります。ジャパンのクールな会議では端から順番に発言させたりすることがありますが、そういうことをすると優れた意見が矢継ぎ早に出てくるので、やめた方が良い。

そこへいくと秋元さんはさすがに格好いいというか不格好というか、とにかくジャパンのジャパンたる所以をよく理解しておられる点で群を抜いていると言うことが出来ようかと思います。東南アジアのオタク学校も良いのですが、そこで何を教えようと言うのか「クールジャパン」の定義すらあいまいな中で、秋元さんの透徹した認識によれば、「クールジャパン」とは「無報酬」のことなのです。

「日本中の優秀なクリエーター」が作る「キャッチコピー」といえば、例の「反対とか言わないで欲しい」が想起されるわけで、せいぜいその程度のシロモノですから「無報酬」にしたい気持ちも解らないわけではありませんが、性奴隷の元締め秋元さんが言っているのはそんなことではありません。秋元さんは僕たちの卑近な日常を「クール」だと言ってくれているのです。

なんだこれはまたポストモダンの歴史が終わったりするアレか、と思う人がいるかも知れませんが、秋元さんが世界に向けて提示する「クールジャパン」はなかなか魅力的です。まあ一部の人にとっては、ですが。それはAKBに代表される低賃金、僕たちが毎日やっているサービス残業、見返りのない休日労働、報酬を与えないための成果主義などに代表されるような、ジャパンの生活様式です。そこでは「無報酬」が原則なのであって、賃金は恩恵として、お情けでくれてやるものでしかありません。

そういうモノならウチの国にも輸入したい、という人が沢山いると思いますんで商売としてはなかなか有望なのかも知れません。もっとも、日本の奴隷制など真っ平だ、と思う人はもっと沢山いると思いますが、そういう人に限って何の決定権もないものですから関係ありません。そこでそういう人たちのためにも「クールジャパン」を一発お見舞いだ。これはジャパンのトラディショナルなスタイルによるポエムの中でもジャパニーズに知られているものをトーキョーの女性がガイジン語にホンヤクすたものれす。ジャパンのプアーピープルはテレビもないので自分の手を眺めて暮らしています。

i work and work
yet my life never be well
staring at my hands

http://blog.goo.ne.jp/deviliana/e/54db993293c3697db6e8c90d95e91ced
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2013年04月03日

すいすいと坂口安吾になりすまし

誹謗中傷→即時反論可能に なりすまし→「本物」に認証バッチや証明シール


 ネット選挙が解禁されることで各党が最も恐れているのは、誹謗(ひぼう)中傷の拡大や候補者らの「なりすまし」だ。

 「解禁により誹謗中傷が広まる恐れもある」

 22日の衆院政治倫理・公選法改正特別委員会で、自民、公明、維新3党案の提案理由説明を行った自民党の逢沢一郎選挙制度調査会長はこう語り、ネット選挙解禁による懸念を認めた。

 3党案は誹謗中傷対策として、政党と候補者に利用を限定した電子メールでは、送信者のメールアドレスと氏名の表示を義務付けた。違反した場合は禁錮1年または罰金30万円以下の罰則を設け、公民権の停止もある。「発信者」が明らかになることで誹謗中傷が抑制されるというものだ。

 ただ、「何が誹謗中傷か」を判定することは難しい。そこで迅速に削除できる仕組みも強化した。

 不本意な書き込みについて削除の要請を受けたプロバイダーが、情報発信者の同意がなくても削除できる期間を従来の7日間から2日間に短縮させた。それでも、攻撃的な書き込みが投票日直前に集中的に行われれば、対処に限界があるとの問題は残る。

 自民党作成の「Q&A集」では、ネット選挙解禁により「今まで困難だった選挙期間中の反論や訂正をウェブで発信して対抗できる」との利点も強調する。これまで怪文書や口コミで不当と感じる情報が広まっても、候補者らが打ち消すのは困難だった。ネットを利用すれば、即座に対応が可能となるわけだ。

 他人が候補者らを装って偽情報を流す「なりすまし」は、選挙戦が過熱すればネットにも舞台が広がってさらに横行しかねない。

 3党案は、解禁にあわせて総務省令を改正する。政党、候補者が立候補届け出の際にそれぞれのホームページ(HP)のアドレスも提示させる。総務省と各都道府県の選挙管理委員会のHPにそのアドレスの一覧を掲載し、照合することで怪しいHPが本物か偽物かを判別できるようにする。

 しかし、ネット業者「GMOグローバルサイン」によると、公式HPと同じアドレスで偽のページを作成することもできるという。

 そこで同社は、参院選向けに「サイトシール」と呼ばれる電子証明書を開発した。政党や候補者のHPのトップページに表示し、クリックすれば本物と確認できる仕組みだ。

 短文投稿サイト「ツイッター」の日本法人も、参院選にあわせ、本物のツイッターと証明する青色の「認証バッチ」をプロフィル欄に添付するサービスを提供する方針だ。すでに導入済みの国会議員もいるが、約8万人のフォロワーがいる安倍晋三首相の公式ツイッターにはない。(酒井充、小田博士)

2013年3月24日 産経


とはいうものの、考えてみれば「なりすまし」もそんなに簡単なものではありません。「こんにちは安倍晋三です」と一言いっておけば何を書いても安倍晋三というような、そんな甘い話しじゃありません。「候補者らを装う」といっても、顔が似ているわけじゃなし、声が似ているわけでもないのです。てゆーか、顔を見せたり声を聞かせたりしなくても良いのが妙味なんですが、じゃあどうすればいいかというと言葉を似せるしかありません。

まずは言葉遣いから。例えばこういうブログはこういう書き方をしているんですが、僕だっていつでもどこでもこんな文章を書いているわけではありません。文章のスタイルがブログにおける人格で、プロの文筆家であればスタイルはスーパーモデル並みに大切なものです。プロでなくても個性が出て来てしまいますから、無駄の多い文体は贅肉の多い身体に宿ったりするのかも知れません。

ちなみに「文体診断λόγων」というサイトがあって、あなたの文体を診断、てゆーか「名文の中から類似の文体を探し出し」てくれたり「文章の表現力や読みやすさを評価します」なんだそうです。
http://logoon.org/

これに何か文を書いて入れてみると「文体診断結果」というものが出て来まして、誰の「名文」の文体と似ているか教えてくれるんですが、例えば上記第1パラグラフを入れてみると

一致指数ベスト3
 宮沢賢治  58.2
 有島武郎  58.1
 井上靖   53.7

一致指数ワースト3
 岡倉天心  19
 橋本龍太郎 23.3
 阿川弘之  25.6


なんだそうで、僕の文体は宮沢賢治と似ているということが分かるようになっています。なるほど言われてみればそうなのかも知れませんが、全然違うような気もします。いずれにしても似てるとか似てないとか言うのは他人の特権でありまして、自分でいい出さない方が賢明であることは言うまでもありません。

で、「文章評価」なんてこともしてくれまして、4項目にわたって大変に厳しく評価してくれます。

文章の読みやすさ  評価D 一文がやや長い
文章の硬さ     評価E 文章が柔らかい
文章の表現力    評価A とても表現力豊か
文章の個性     評価A とても個性的


おおっ、A評価が二つもありますぜ。僕が言ってるんじゃないんでお間違えのなきよう。本当の評価の結果です。まあコンピュータのやることですからあまりあてにしても仕方がないわけですが、その次には得点の詳細も表示されますし、最後には「宮沢賢治先生があなたの味方です。がんばってください。」なんて応援してくれるんですからこたえられません。何をがんばれというのか。

と、ここで今まで書いた文を全て入れてみたら、味方は坂口安吾先生になってしまいました。一致指数が一番高いのが坂口安吾になったわけです。サンプルが長い方が信頼度が高いものと思われます。ちゃんと最後まで完結した文章を診断してもらった方が良いのかも知れません。そこで今度は上記で引用した産経の記事、すなわち酒井充さんと小田博士さんの合作による名文を診断してもらってみるってえとこれが

一致指数ベスト3
 橋本龍太郎 65.3
 小泉純一郎 65
 吉田茂   65

一致指数ワースト3
 新美南吉  27.6
 森鴎外   31.9
 宮沢賢治  32


なるほど産経さんとそりが合わないわけで、ほとんど正反対と言って良いくらいです。それにしても政治家さんとの一致指数が高いのは面白い発見です。もっともそんなに面白いわけではありません。自民党の政治家の「名文」というのは産経の記者あたりが代筆してる可能性が高いというだけの話しです。ついでに「文章評価」の方ですが、

文章の読みやすさ  評価E 一文が長い
文章の硬さ     評価E 文章が硬い
文章の表現力    評価A とても表現力豊か
文章の個性     評価A とても個性的


A評価というのも乱発されている様でして、ぬか喜びをして何だか損をした気分になりました。ネット社会は危険がいっぱいです。

このように「なりすまし」において文体というものは極めて重要であります。坂口安吾がいつものスタイルで橋本龍太郎に「なりすます」ことは出来ないでしょう。もう一つ気をつけなければならないのは、言うまでもなく書いてある内容です。いくら名を偽って文体を真似ても、本人があまり書きそうもないことを書いてしまっては、成功は難しいものと思われます。

もっとも世の中には西田譲さんのように、もうほとんど何を言っても良い、あの人ならそんな事でもあんな事でも言うだろう、ほとんどメチャクチャだ、という特異なキャラクターを獲得されている方もいらっしゃいますので何とも言えないところもあるのかも知れませんが、概ね、特に政治家というような人は、言いそうなこと書きそうなことと、言いそうもない書きそうもないことが比較的はっきりしているものですから、そこらへんの判断は読めば分かりそうなもんです。

畏れ多くも安倍晋三先生を例にとりますと、彼が「TPP交渉参加に反対する」と言ったと仮定すると、それが常日頃の彼の発言や態度と矛盾しているかどうかをチェックするならば、これが「なりすまし」であることが分かるでしょう。

このように「なりすまし」は知識と技術とセンスが必要な、多大の困難を伴う作業である一方、「なりすまし」を見破るのはそんなに難しいことではありません。「他人が候補者らを装って偽情報を流す」には、その「偽情報」が「候補者ら」の真情報と矛盾しない限りにおいて可能になるのです。即ち、優れた「なりすまし」は本人を代弁してくれるものなのであって、メールだトゥイッターだといちいちめんどくさいネット選挙も「なりすまし」の力を借りればむしろ大きな省力化に繋がり、選挙にかかるお金を節約することにもなるわけです。もっとも、選挙の時にウソをつく人は別で、それは自分でやってもらわなければなりません。いずれにしてもいきなりモーツァルトなんかを投げてよこす江夏の投球の意外性にはかないませんが。
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2013年04月02日

行く!放射強化少女の自爆

八重山教科書:「政治介入に屈した」批判の声


 【八重山】中学公民教科書で石垣市・与那国町と竹富町の採択が分かれている八重山教科書問題で、県教育庁は両者に配慮した姿勢から一転。竹富町に対し、保守的な内容の「育鵬社」版に一本化する方針に切り替えた。文部科学省の「指導」圧力がかかる中、県が方針転換したことに、育鵬社採択に反対する住民から「政治介入に屈した」と批判の声が上がった。

 県教育庁の浜口茂樹統括監らは30日、石垣市新川の事務所で竹富町教委の5人の委員と約45分にわたって面談した。

 先に事務所を出た浜口統括監は「国から教科書無償措置法の需要冊数の報告を求められており、難しい問題。竹富の意向を聞きながら調整を進めたい」と述べるにとどめた。

 約20分後、竹富町教委のメンバーは困惑の表情を浮かべて事務所を出ると、「何も決まってない。ノーコメント」と繰り返し、車に乗り込んだ。

 参加した委員の1人によると、同庁側は「一本化」を示唆する一方、「指導ではない」とも述べ、文書はなく口頭での協議にとどまった。この委員は「県の具体的な意向は分からなかったが、今後、指導をしてくるのかどうか。こちらも対応を考えたい」と振り返った。

 「町の子どもに真理を教える教科書採択を求める町民の会」の仲村貞子世話人代表は、同庁の方針転換に「力ずくで保守教科書を押しつける政府に屈した」と批判。「(文科省の)国を賛美する雰囲気づくりや、思い通りに従わせようとするやり方は戦前そのものだ」と危機感を募らせた。

 一方、育鵬社を採択している与那国町の崎原用能教育長は「県が採択の違う両者に配慮したから問題が長引いている。今回も県のパフォーマンスの可能性もあり、注意深く見ていきたい」と述べた。

2013年3月31日 沖縄タイムス


よく言われる「教科書で教える」のか「教科書を教える」のかとか何とかどーたらこーたらというやつの出典は木田宏さんの『新教育と教科書制度』(1948)なんだそうでありまして
新教育にあっては、教育は、教科書を教えるのではなく、教科書で教えるのであるから、教科書は学習を行うための一つの手段である。

というんですが、最近の「新教育」にあっては、先生たちは「教科書で」勝手なことを「教えて」いると怒られるんだそうで、ちゃんと「教科書を教え」なければならないことになっている様です。

それが良いことのなのか悪いことなのか知りませんが、昨今の状況を観ていると、どうも「教科書」は「一つの手段」というよりはむしろ格好の「素材」となりつつある様です。その意味では育鵬社の「教科書」を採用することは、むしろ極めて有効な機会を提供することになるでしょう。

たとえば「八重山教科書問題」では、県教委は東京書籍で一本化しようとしていたところ、文部省が育鵬社で一本化しろと言ってきたわけです。それは何故か、育鵬社の「教科書を教える」ことによってその謎が明らかになってゆく公民の授業は、なかなか興味深いものになるのではないでしょうか。ちなみにこの件には「義家弘介」というおバカタレントも登場して生徒たちの興味を惹くようになっていることも見逃せません。

また、「義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律」も前景に出て来ます。確かに「無償」なわけですが、ここで「タダより高いものはない」という美しい日本語を伝えましょう。日本では「無償」は権利ではなく、むしろ権利とバーターになっていることを知っておくことは、これから「社会」に巣立とうとしている中学生にとってとても大事なことです。お金のない人には自由も権利もないことを学ぶのに、わざわざ小野市まで出掛けて行く必要はありません。

新教育にあっては、教育は、教科書を教えるのではなく、「教科書」を教えます。教科書の読み方を教えることはメディアリテラシーを高めることにも繋がります。実際、良いことばっかりなので、別に育鵬社を応援するわけではありませんが、その「教科書」自体への評価とは別に「学習を行うための一つの手段」としての並外れた優越性を見逃すわけにはいきません。それは「自虐的」ではないにしても「自爆的」です。
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2013年03月29日

権力にはナマポは甘いお菓子

生活保護費の浪費禁止条例を可決 兵庫・小野市


 生活保護費や児童扶養手当をギャンブルで過度に浪費することを禁止し、浪費を見つけた場合、市民に情報提供を求める兵庫県小野市の条例が27日、市議会本会議で可決、成立した。施行は4月1日。

 本会議後に蓬莱務市長は記者会見し「行政と市民が一体となって、福祉制度を適正に運用するのが目的」と強調。市民に通報を求める点についても「地域の絆を強めるもので監視社会には当たらない」とした。

 通報対象にはこれから受給しようとする人も含まれ、生活保護者の支援団体は「自己抑制につながる恐れがある」と指摘する。

 条例に関して1900件超の意見が市に寄せられ、6割が賛成だったという。

2013年3月28日 共同


日本で初めて「地域社会の『構成員』」とゆーか「顔役」とゆーか、そーゆー人の法的地位を定義した条例が成立しました。「構成員」は住民に関する機微情報を行政機関から受け取り、それを住民に広報しなければなりません。誰でも知りたい隣近所のプライヴァシー情報において、「行政と市民は一体」となります。住民は、てゆーかただの通りすがりを含めた小野市独特の意味における「市民」は、実は行政が周到に仕分けして伝える個人情報に基づき、行政が指定する属性をもった住民を監視しなければならない事になりました。

具体的には、「市民」は「小野市福祉給付制度適正化推進員」という人に言いつけることになっています。そうするとこと「推進員」が「調査」をすると。「推進員」というのは警察OBで、蓬莱さんに言わせると「警察OBは専門能力を持」っているそうなんですが、冤罪以外に何が出来るのか、実際には不明です。むしろ能力を保持したままで警察活動を縛る様々な法律から自由に活動することが期待されているのであって、第7条第2項のとおり「推進員の調査活動は、犯罪捜査のためと解してはならない」のであって、つまり何をしても良いのです。

蓬莱さんによればこのような「市民」の活動は「監視ではなく見守り」であるとのことですが、小野市民の識字能力に対する配慮が伺えます。「監視」とは「不都合な事の起こらぬように見張ること」でありますが、「見守る」とは「間違いや事故がないようにと、気をつけて見る」ことです。ちなみに「見張る」とは「注意して見る」ことですから、要するに「監視」と「見守り」は同じことなんで、文句があったら三省堂に言ってほしいものですが、難しい漢字が二つもあると印象が悪いんでしょう。

たしかに「虐殺」と言うよりは「なぶり殺し」とでも言っておけば、何か良い事をしているようにも思えないでもないわけです。実は「AノットイコールA」というワケの分からないことを言っているんですが、これは小野市の方言に違いありません。関西弁の一種なので東京もんには理解が難しいのですが、同様の配慮は「地域の絆を強めるもので監視社会には当たらない」という発言にも見受けられるでしょう。絆の強い地域社会は監視社会に他なりませんが、まあ女の人はよく言います。ケーキはスヰーツであって肥満を招く食事には当たらない、とか。

実際のところこの条例に賛成した「6割」は、残念ながらスヰーツ脳です。http://magazine.gow.asia/love/column_details.php?column_uid=00000576
における定義によれば、それは「メディアに踊らされ、流行に夢中になってしまう人物を表す」言葉なんだそうです。条例の目的はヤクザとオマワリによる「地域の監視を強めるもの」なんですが、蓬莱さんが「生活保護」をダシにしたのが成功の秘訣でしょう。「ナマポ叩き」の「流行に夢中」になって「メディアに踊らされ」る人たちには今のところ極めて有効です。他の自治体のプチヒトラー諸君にもお勧めの手法であります。

一方、反対する人たちは上手く罠にかかり、「生活保護」に拘って「ささやかな楽しみ」がどうしたとか言っていたわけですが、本質的には「生活保護」は関係ありません。てゆーか「自己抑制」どころか、「構成員」や「推進員」に上手く取り入れば不正受給がより安全確実にもなりうる仕組みなのです。市議会で反対したのが共産党だけなのも象徴的でしょう。この条例は地域社会の複雑な力関係を整理し、一元化しようとします。議員を連れて来てもダメだ、我々の側の人間でなければ通さないぞ、ということです。要するにトリモロシタ「日本」を離すもんか、国民共には二度と「政権交代」などを許してはならないという決意の表れです。まあよっぽど懲りたんでしょうが、連中が悔しがる顔を見るだけでもまた交代してみる価値はあります。
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2013年03月24日

ふるさとの闇社会

小野市でひき逃げ、エロ本散乱


 24日午前0時5分頃、兵庫県小野市の路上で同市に住む反社会的団体職員の珍風さんが血を流して倒れているのを暴漢に襲われて逃げる途中の女子大生が見つけ、110番しました。

 珍風さんは死亡が確認され、社署の発表によると珍風さんは酒に酔って歩行中にはねられたとみられ、珍風さんのものとみられるエロ本が近くに落ちていました。

 また、珍風さんは受信料を支払っていなかったことが分かっており、社署は自業自得でいい気味だとみて捜査を中止しています。

20013年3月24日 инк


いくらNHKでも今のところそんな事は言わないわけですが、そのうち受信料不払い者の生活を監視してその悲惨な生活実態などを放送するようになるかも知れません。ところが犬HKにも劣る事というのが世の中にはあるものでして、この小野市ではヘンテコな条例案が可決されようとしているそうです。

パチンコ監視条例の蓬莱市長 「娯楽」とギャンブル依存は別物


 生活保護や児童扶養手当をパチンコやギャンブルなどの遊興に使って生活が立ち行かなくなっている人に気づいたら、役所に一報を──。市民にそんなことを義務づける兵庫県小野市の「福祉給付制度適正化条例」案に対し、全国で賛否の声が噴出している。

「市民が相互に監視する社会を作りたいのか」「個人生活の侵害だ」といった批判から、「受給者に生活費の散財を禁じるのは当たり前」と支持するものまで、条例案が明らかになった2月下旬から3月15日までに、全国から同市に届いた意見は千件を超える。約7割が賛成だ。

「知り合いに『ちょっと困っているんや』と言われて3万円貸したとしますよね。2時間後にその人がパチンコ店から出て来るのを見たらどう思います?『それはないだろう』と言うんとちゃいますか」

 条例案の狙いについて尋ねると、蓬莱(ほうらい)務市長(66)はこう話し始めた。

 生活保護費は、国が4分の3を、市区町村が4分の1を負担する。今回の条例案からすると、小野市もさぞ、受給者数や不正受給の増加に頭を痛めているかと思いきや、そうではないと蓬莱氏は言う。

「生活保護の受給率は、全国平均が1.67%ですが、小野市は0.29%。県内では41市町で2番目の低さです。不正受給だって決して多いとは思っていません。市の財政も健全で、基金残高は過去最高レベルの約85億円です。生活保護費を削ることが条例の目的とは違うんです」

 蓬莱氏の発想の根底にあるのは、自立や生活維持のための生活保護費をパチンコやギャンブルにつぎ込むのは、税金の「目的外使用」という信念だ。さらにその背後には、ギャンブルは簡単に生計の基盤を脅かすとの認識がある。

「私もかつていろんなギャンブルをやって大負けした経験があるから、ギャンブルの恐ろしさがわかるんです。身近なパチンコだって、今はすぐに2万円も5万円もすってしまう。パチンコを『娯楽』と言って生存権にからめて語るのは、現実を知らない議論です。ギャンブルにお金をつぎ込む人は依存症だから情報提供に意味はない、と言う人もいますが、依存症だと思ったら一緒に病院に行ってあげたらいいんですよ。受給者は医療費が無料なんですから」

AERA 2013年3月25日号


じゃあ病院に連れて行く条例を作ったらどうか、と思うんですが、なんかそーゆーことではない様です。それじゃ何なのかというとこれが「自立や生活維持のための生活保護費をパチンコやギャンブルにつぎ込むのは、税金の「目的外使用」という信念」なんだそうですが、何だかオカシナ話です。

税金を「使用」するのは行政機関やなんかであって、その使用目的については細かく定められているところ、それを外れない限りにおいて「目的外使用」にはなりません。仮に受給者が「パチンコやギャンブルにつぎ込む」としても、そもそも受給者においてその使途は自律的に決定されるものとされており、受給者がそのお金を何に使うかということは、市が税金を「目的外使用」したかどうかということには関係がないのです。

実は生活保護受給者等は、いくら工夫をしても「税金の目的外使用」ということをすることが不可能です。受給した時点で生活保護の法的目的は果たされてしまっているので、それから何をしようとも「目的外使用」にはなりません。そしてどちらかというと個々の受給者がそれをどのように使用するかについては受給者に任せるのが法の目的に適っているのであって、その使途について市が干渉することが前提となっているんだとすれば、この場合に支給された生活保護費は市による税金の「目的外使用」となり得ます。

こんな間違った「信念」=思い込みに基づく「条例案」とはどんなものかというとこんなもので

議案第17号
小野市福祉給付制度適正化条例の制定について

小野市福祉給付制度適正化条例を別紙のように定める。

平成25年2月27日提出
小野市長 蓬 萊 務

(提案理由)
福祉給付制度における偽りその他不正な手段による給付及び給付金の不適切な費消等を地域社会全体と連携して防止し、もって制度運用の更なる適正化を推進するため。


小野市福祉給付制度適正化条例

(目的)
第1条 この条例は、生活保護法(昭和25年法律第144号)第6条第4項に規定する金銭給付、児童扶養手当法(昭和36年法律第238号)第5条に規定する手当額その他福祉制度に基づく公的な金銭給付について、偽りその他不正な手段による給付を未然に防止するとともに、これらの福祉制度に基づき給付された金銭の受給者が、これらの金銭を、遊技、遊興、賭博等に費消してしまい、生活の維持、安定向上に努める義務に違反する行為を防止することにより、福祉制度の適正な運用とこれらの金銭の受給者の自立した生活支援に資することを目的とする。

(定義)
第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
(1) 受給者 生活保護法第6条第1項に規定する被保護者、児童扶養手当法第4条の規定により児童扶養手当の支給を受けている児童の監護者その他の福祉制度に基づき給付される金銭給付を受給している者又は受給しようとする者をいう。
(2) 市民 市内に住所又は生活若しくは活動の拠点を置く者及び一時的に市内に滞在する者をいう。
(3) 関係機関 警察、県、公共職業安定所等の公的機関をいう。

(受給者の責務)
第3条 受給者は、偽りその他不正な手段を用いて金銭給付を受けてはならないとともに、給付された金銭を、パチンコ、競輪、競馬その他の遊技、遊興、賭博等に費消し、その後の生活の維持、安定向上を図ることができなくなるような事態を招いてはならないのであって、常にその能力に応じて勤労に励み、支出の節約を図るとともに、給付された金銭が受給者又は監護児童の生活の一部若しくは全部を保障し、福祉の増進を図る目的で給付されていることを深く自覚して、日常生活の維持、安定向上に努めなければならない。
2 受給者は、次条第3項の規定に基づき市から必要な指導又は指示があった場合は、これに従わなければならない。

(市の責務)
第4条 市は、生活保護制度、児童扶養手当制度その他福祉制度の趣旨にのっとり、市民、地域社会その他関係機関と連携協力して、これらの制度に基づく金銭給付を支給するに当たって、偽りその他不正な手段により支給がなされない体制を構築するものとする。
2 市は、受給者が給付された金銭を、パチンコ、競輪、競馬その他の遊技、遊興、賭博等に費消してしまい、その後の生活の維持、安定向上を図ることができなくなるような事態を防ぐため、受給者の健全な生活の確保と自立のための必要な相談、指導、指示等を行う体制を構築するものとする。
3 市は、前項の相談、指導、指示等を行うに当たっては、受給者の意思を尊重し、生活の維持、安定向上の目的に資するための必要最小限度のものでなければならない。

(市民及び地域社会の構成員の責務)
第5条 市民及び地域社会の構成員は、生活保護制度、児童扶養手当制度その他福祉制度が適正に運用されるよう、市及び関係機関の調査、指導等の業務に積極的に協力するものとする。
2 市民及び地域社会の構成員は、地域活動で得た人と人とのつながりを活かし、相互に助け合い協力して、要保護者(生活保護法第6条第2項に規定する者をいう。)を発見した場合は速やかに市又は民生委員(民生委員法(昭和23年法律第198号)の規定により厚生労働大臣の委嘱を受けた者をいう。)にその情報を提供するものとする。
3 市民及び地域社会の構成員は、受給者に係る偽りその他不正な手段による受給に関する疑い又は給付された金銭をパチンコ、競輪、競馬その他の遊技、遊興、賭博等に費消してしまい、その後の生活の維持、安定向上を図ることに支障が生じる状況を常習的に引き起こしていると認めるときは、速やかに市にその情報を提供するものとする。

(適正化協議会の設置)
第6条 市長は、第4条第1項及び第2項に規定する福祉制度の適正な運用を総合的かつ効果的に推進するため、小野市福祉給付制度適正化協議会(以下「適正化協議会」という。)を設置するものとする。
2 前項の適正化協議会の組織及び運営に関し必要な事項は、別に定める。

(推進員の設置)
第7条 市長は、小野市福祉給付制度適正化推進員(以下「推進員」という。)を置き、第5条第3項の規定による情報提供があった場合又はそれに相当する疑わしい事実があると自ら判断した場合は、その詳細な実態を推進員に調査させるものとする。
2 前項の推進員の調査活動は、犯罪捜査のためと解してはならない。

(不正利得の徴収等)
第8条 前条第1項に規定する実態調査により受給者が、偽りその他不正な手段により給付を受けたことが判明した場合には、生活保護法第78条、児童扶養手当法第23条その他これに相当する規定により、その支給した金銭の一部又は全部を受給者から徴収するものとする。
2 前項による処分のほか、生活保護法第85条、児童扶養手当法第35条等の罰則規定がある場合は、刑事訴訟法(昭和23年法律第131号)第230条の規定による告訴又は同法第239条の規定による告発を行い、厳正に対処するものとする。
3 受給者が給付された金銭について、刑法(明治40年法律第45号)第185条又は同法第186条に規定する賭博に費消していると認めた場合も、前項と同様とする。

(個人情報に関する取扱い)
第9条 市は、この条例の施行に当たっては、知り得た個人情報の保護及び取扱いに万全を期するものとし、当該個人情報を業務の遂行以外に用いてはならない。
2 偽りその他不正な手段による受給等に係る情報等の通告、通報、相談等に関係したすべての者は、正当な理由なく、その際に知り得た個人情報を他人に漏らしてはならない。

(補則)
第10条 この条例の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。

附 則
この条例は、公布の日から施行する。ただし、第6条及び第7条の規定は、公布の日から起算して1年を超えない範囲内において規則で定める日から施行する。


何だかわからない条例でして、まず第2条で「受給者」を「生活保護法第6条第1項に規定する被保護者、児童扶養手当法第4条の規定により児童扶養手当の支給を受けている児童の監護者その他の福祉制度に基づき給付される金銭給付を受給している者又は受給しようとする者をいう。」としているのですが、「受給している者」はともかく、「受給しようとする者」というのが何の事か不明です。受給申請中の人の事ならそう書けば良いだけの事ですし、そうかといって現在申請していない人でも将来は申請する可能性があるわけですから、そうなると「受給者」には「市民」の全部が含まれることになります。

この「市民」というのは受給申請をするのなら小野市にしなければならない人の範囲ですが、この条例では「市民」についても独特且ついい加減な「定義」を行っており、「市内に住所又は生活若しくは活動の拠点を置く者及び一時的に市内に滞在する者をいう。」とされています。加古川線を利用して小野市を通過する人は「滞在する者」に当たらないのかも知れませんが、加古川線が事故でも起こして心ならずも小野市に「一時的に滞在」するハメにでもなれば、晴れて「市民」の仲間入りです。あらゆる人は小野市域を回避して旅程を再検討しなければなりません。もっとも飛行機でも落ちればどうしようもありません。全世界の人は小野市の「市民」になりうる可能性があります。まあこれは生きていたと仮定しての話しですが。

そのくせ第5条にはいきなり「地域社会の構成員」なる未定義の概念が突出して来るんですからワケが分かりません。反社会的勢力にも「構成員」と「準構成員」が分けられているわけで、兵庫なんて地元ですから「構成員」という言葉の使い方にはもっと意識的であるべきでしょう。てゆーか、おそらく「市民」概念の外延を史上最大規模に拡大してしまった関係上、それが難癖をつけうる対象としてしか機能しなくなった代わりに、「責務」を負う主体としての何らかの概念が必要だと思ったんだと思いますが、何にしても「定義」されていないので何だかわかりません。

とはいうものの、これが実際に蓬莱さんの頭の中では具体的な姿を持っている事は容易に想像できます。ただ、それが条例に明記されていないし、明記する事ができないようなもんなのでしょう。それでもしかし、「地域社会」の中で「警察」を筆頭とする「関係機関」に「積極的に強力」し、「情報を提供する」人たちが存在するのですし、恐らくそれは条例に明記なんか出来ないんですが、かなり具体的に限定されるものであると思われるのです。

というのも、「市民及び地域社会の構成員」は、「受給者に係る」ことについて「速やかに市にその情報を提供するものと」されているんですが、それを可能にするためには「市民及び地域社会の構成員」は、パチンコ屋で見張っていればそれで良いというわけではないのです。誰が「受給者」だか、しかも「受給しようとする者」を含めて、それを知らなければ話しになりません。従って「受給者」および「受給しようとする者」が具体的に誰であるか、その情報が「市民及び地域社会の構成員」に提供されなければならないのです。

いくら何でもそんなことを、しかも「受給しようとする者」まで市が公表できるものではありません。しかしコッソリと情報を流す事は可能です。そんなことは小野市でなくてもどこでもいつでも可能ですし、既に行われていると言って差し支えありません。それは地域の安定的な支配にとって不可欠な、しかし内緒の手続に過ぎません。

この点について兵庫県弁護士会では「そもそも,受給者である情報自体が高度のプライヴァシー情報(センシティブ情報)であり,市民等が,監視対象者となる受給者を認知しているかのような前提自体が極めて不合理である。」と評するに留まっていますが、未定義の「地域社会の構成員」について「地域社会」の現実に即してちょっと考えてみるだけで、それが「不合理な前提」ではないことは明らかでしょう。「市民等」はどうだか知りませんが、「地域社会の構成員」は「監視対象となる受給者を認知」することが可能、てゆーかしていますし、「市民等」も、もし望むのであれば「地域社会の構成員」のところに行って「監視対象となる受給者」を教えてもらう事が出来るでしょう。

この「条例」の問題は、隠然と存在する「制度」を公然と前提としてしまった点にある様です。それは「警察、県、公共職業安定所等」と「地域社会」にいる「構成員」とが「つながりを活かし」て「相互に助け合い協力」する体制なのでした。そんなモノを表に持ち出して来てしまった蓬莱さんは、色々と分かっていない事が多い人であるばかりではなく、かなり無神経な人物でもある様ですが、他ならぬこのような体制の中で議員になっているような人たちにとってはこれは空気のようなものですから、気がつきもしないでしょう。しかしそれは「息をのむほど美しい」「ふるさと」の風景には違いありません。

「郷土愛・愛国心育むため」 安倍内閣が識者会議設置へ


 郷土愛や愛国心を育もうと、安倍内閣が「ふるさと」をテーマにした有識者会議を来月中に立ち上げる。伝統や文化、自然を重視する内閣の姿勢をアピールする狙い。夏をめどに提言をまとめ、2014年度予算案への反映をめざす。

 「ふるさとづくり推進会議」(仮称)として、木村太郎首相補佐官(ふるさと担当)の下に設置する。メンバーは地域振興に取り組む民間人や自治体関係者。空き家を使った企業誘致で人口減少に歯止めをかけた徳島県神山町のNPO法人「グリーンバレー」の大南信也理事長も加わる。

 会議では、神山町などの事例をもとに話し合うほか、「ふるさとを理解することが、郷土愛や愛国心を醸成する」(政府関係者)として、小学校で地域の歴史や文化を学ぶ機会を増やすなど、教育も議論のテーマに取り上げる。

 安倍晋三首相は、「美しい国」を掲げた第1次内閣で、日本画家の平山郁夫氏を座長に「美しい国づくり」企画会議を設けた。また、「我が国と郷土を愛する態度を養う」とする改正教育基本法を成立させた。環太平洋経済連携協定(TPP)への交渉参加を表明した際には「息をのむほど美しい田園風景を断固として守る」と強調している。

2013年3月23日 朝日
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2013年03月21日

鼠一匹で大山鳴動超音波山体崩壊

地下鉄サリン18年で慰霊式 冥福祈り「風化させない」


 13人が亡くなり、6千人以上が重軽症となった1995年3月のオウム真理教による地下鉄サリン事件から18年の20日、職員2人が死亡するなど多くの被害が出た東京メトロ霞ケ関駅(東京都千代田区)で慰霊式が開かれた。遺族や駅員らが犠牲者の冥福を祈り、「事件を風化させない」と思いを新たにした。

 事件は95年3月20日朝、都内の地下鉄で猛毒のサリンがまかれた。同駅事務室では、発生時刻とほぼ同じ午前8時、東京メトロ職員25人が黙とう。佐藤清治・霞ケ関駅務管区長(56)が献花台に花を供え「事件を風化させないよう、みんなに伝えていきたい」と話した。

2013年3月20日 共同


しかしながら「風化」はともかくとして、18年も経つと世の中も進歩するもので、今や世界を恐怖のどん底に叩き込むのに「猛毒のサリン」など必要ありません。ネズミ一匹で充分な様です。

第1原発の停電、ネズミ原因か 仮設配電盤に焦げ跡


 東京電力福島第1原発の停電をきっかけに使用済み核燃料プールの冷却システムなどが停止した問題で、東電は20日、4号機プールなどにつながる仮設配電盤内部で焦げ跡を発見した。焦げ跡付近にネズミとみられる小動物の死骸があり、接触して配電盤がショートし、停電の原因になった可能性があるとみている。

 東電によると、20日午後0時半ごろ、仮設配電盤内部にある端子付近が焦げ、配電盤下部に小動物の死骸があるのを、調査中の作業員が見つけた。配電盤に小動物が入り込めないようにする対策は講じていなかった。小動物以外の原因についても調べている。

2013年3月20日 共同


電源が一時的に落ちたら冷却システムが復旧しなくて真っ青になったわけですが、どうもネズミの仕業らしい、ということで、韓国でサイバーテロなどという牧歌的な光景が繰り広げられている一方で日本ではネズミの自爆テロでエラいことになるところだったのでした。

ネズ公が原因だとすると、これは極めて重大な懸念を引き起こすものとなります。今回は仮設の配電盤が屋外にあったせいにしていますが、ネズミの歯というものは強力なもので、大抵の壁には穴を開けてくれますから、屋内にあれば大丈夫とは言い切れません。したがってこのような事故はあらゆる場所で発生する可能性があります。

どっかのアホは高額な核兵器などを準備して騒いでいる様ですが、先制攻撃でしたら「無慈悲な」ネズミの群れを放してみては如何でしょうか。ペストに感染させたりする必要もありません。普通の健康なネズミで充分です。海の近くにある核施設に接近するのは目立たない小舟で可能です。もっとも、国民の主食を取り上げてしまうことになりますから国際的な非難が集中することには変わりありません。

いずれにしても核発電はあまりにも脆弱性が高過ぎるような気もします。このような場合、通常のセキュリティとしてはまず「猫を飼う」ことにプライオリティがあるわけですが、恐らく環境が環境なのでそれが不可能になっていたのではないかと疑われます。実際のところ「猫の手も借りたい」状況なのですが、猫は人間と違って騙して連れて来られたり借金をしていたりしないので、猫手の確保が極めて困難であることは容易に想像できるでしょう。

そこで地球と人類のためにネズミ駆除の様々な手だてが計り知れない重要性を持つことになります。まず思いつくのは「バネ式」ですね。板にバネがついた奴でマンガとかによく出て来るやつですが、安価で強力です。ちなみにアレはネズミの尻尾を挟んで捕まえるためのものではありません。上手くするとネズミの本体がアレに挟まれて、そうすると内臓が飛び出たりしてネズミは直ちに死亡します。後の始末が大変だ。

一方、「カゴ式」ではネズミは生け捕りになります。飼育が目的ではありませんのでネズミは処理しなければなりませんが、カゴごと水に浸けて溺死させるのが伝統的な方法です。どっちにしろかなり凄惨な話しなんですが、地球と人類を守るためですから東電の首脳陣が率先して当たるべき業務のひとつです。

粘着シートもありますが、アレはなかなか引っかからなかったり、暴れて逃げ出してしまう可能性が高いものです。連中も必死ですから足の1本くらい残してどっかへ消えてしまうこともないわけではありません。むしろ人間様が引っかからないように注意して歩かなければならないのは「バネ式」と同様ですが、「バネ式」に比べると被害は少ない様です。ということはつまりネズミにとっても被害は少ないのです。

殺鼠剤、いわゆる「猫いらず」も有効ですが、クマネズミの中には毒が効かないのがいるらしいので、まずは核施設内のネズミの種類と生態を見極めてから選択したいものです。突然変異してスーパーラット化していたり、巨大化しているかも知れません。人類は今までに経験したことのない事態に直面しているのです。

超音波でネズミを追っ払う危機も存在しますが、Amazonでは何故か「楽器」カテゴリに入っていたりしますので油断は禁物です。音波の使用は暴徒鎮圧用のテクノロジーも含めて今だ開発途上にあると言って良いのですが、対ネズミの場合、使用される音域が人によっては可聴領域に入っているという問題がある様です。

そこでオススメなのは金田朋子さんです。『ロボやん』で小学生を演じていた39歳の女優兼声優ですが、彼女の声には20,000Hz以上の超音波が含まれており、しかも声優として仕事になっているんですから、人間にとって(そんなに)不快ではないにも関わらずネズミに対しては忌避効果があるものと期待されます。全ての核施設で名曲『サラバイ!』を365日24時間大音量で流し続けることが、今何よりも必要なのです。
posted by 珍風 at 07:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月20日

あしたの料理、あさっての残り物

NHK堀アナ退職へ 震災報道めぐりツイッターで不満表明


 NHKのニュース番組「ニュースウオッチ9」のリポーターなどを務めた堀潤アナウンサー(35)が退職することが19日、分かった。退職は4月1日付。NHKによると、堀アナは「一身上の都合」とした上で「インターネットを使った次世代の情報発信方法を確立したい」と説明したという。



 堀アナは昨年6月から米国の大学に留学。東京電力福島第1原発事故などを題材にしたドキュメンタリー映画を製作し、話題になっていた。現地で映画の市民向け上映会を企画したが、NHKは認めなかったという。NHKは「留学の成果を大学外部で上映することは留学の目的から逸脱しており、認められない。映画の内容は問題にしていない」としている。



 今月11日、ツイッターで、東日本大震災当日のNHKの報道について、文部科学省の方針に沿って自らのデータ報道をとりやめたと指摘した上で「自らあの日ニューススタジオにいながら、そうした事実を伝えられなかったことに対し、心から謝罪します」と記述。また、「公の場では意見を言わないようにと局は求めます」などと局内のやりとりも明かしていた。



 4月からは「きょうの料理」などを担当する予定だった。

2013年3月20日 スポニチ


「きょうの料理」って色んなお魚とか野菜とかが出てくる番組ですから、いちいち測定したりしたら面白い番組になりそうだと思ってたんですが、さすがにNHKもそいつぁヤバいと気がついたらしく、実はその件もとっくにペンディング、てゆーかキャンセルになっていたようです。それどころか懲戒処分も検討されていたというんですから穏やかじゃありません。

堀さんはNHKが謝らないといけないことを代わりに謝ってあげたのですが、当のNHKがそんな事を謝るつもりなんかちっともなかったので大問題。てゆーかそれは「過ち」でも「誤り」でもなくワザとやってる確信犯ですから謝るようなもんでもないわけですが、そこら辺やっぱりNHKは自民党の「チンピラ別働隊」とは違って「個人の意見」で済ませると言うわけにはいかなかった様で、「公の場では意見を言わないようにと」、「政界、産業界をバックにした会長筋からの圧力」がかかって退職に至ったと

いうようなことをNHKが「発信」しました。別にNHKは謝るつもりもなければこんなことを発信するつもりも全然なかったわけですが、「インターネットを使った次世代の情報発信」が「確立」されているのかどうか知りませんが現に行われちゃっていたりするもんですから「社の価値基準で判断した一つの最終完成形しか公開しません」というわけにはいかなかったご様子。

まあ、社内統制としてはそれで良いのかも知れませんが、報道機関としては如何と思われるところだとはいえ、誰もNHKのことを報道機関だと思っていなかったという話しもございます。まるで税金のように当然のような顔をして受信料を請求するNHKご自身も、よもやそんな勘違いはしていないでしょう。

ためしに「NHK」でググってみると、最初に出てくるのが「NHK受信料の窓口」であるというのが、あの会社の「インターネットを使った次世代の情報発信」だったりしますので、連中が僕たちのことを何だと思ってるのか大体分かるわけですが、受信料を払ってNHKを観ている人は時間とお金を無駄遣いしているのかも知れません。しかし受信料を払いながらNHKを観ない人は人が良すぎます。もっとも受信料を払わずにNHKを観ている人も尻尾が生えてこないように気をつけるに越したことはありません。それにしても受信料を払わずNHKも観ない人は堀潤さんを知らなかったりするのです。

まあ今から知っても遅くありません。堀さんは「もしアナウンサーになっていなかったら…」「フリーのライターとして世界中で取材をして記事を書いていたハズ」だそうです。そういうことはなるべく若いうちから始めた方が体がキツくないわけですから、いつやるか?今でしょ!

ちっとも面白くもなんともないので後悔すること頻りであります。なんでTVというのはあんなにツマラナイのか。ともかくそういうワケなのでもう間違っても堀さんはNHKには出て来ませんので安心です。てゆーか「政界、産業界をバックにした圧力」には人一倍弱いマスゴミには2度と登場しないかも知れませんが、堀さんは「とても運が良い」そうですから大丈夫でしょう。本当はその「圧力」について詳しく聞きたいような気もしますが、それやっちゃうとそれで終わってしまいそうなので心配なんですが。一方で堀さんに辞められたNHKは運が悪いような気もしますが、どうせ分かっちゃいないでしょうし、今回もバカ殿がついていますからやっぱり大丈夫、順調に死につつあります。
posted by 珍風 at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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